2008.06.11

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「メモリー・キーパーの娘」(キム・エドワーズ著:宮崎真紀訳)

全米で500万部を売り上げた話題作。
ダウン症の娘とその家族の物語です。
最初は洋書独特の
長い前フリや言い回しがちょっとうっとうしかったけれど
慣れてくると
それもまたアリかなあと思うようになります。
ただ、なぜかイマイチ入り込めない。
舞台がノース・キャロライナで
家のポーチのデッキでレモネードを飲まれても
我々日本人には実感がまったく湧かない。
全体の空気感が乾いてて“ドライ”なんですね。
やっぱり日本人としては
良いか悪いかは別にして
ジメジメとした会社や家庭の“ウェット”な人間模様にこそ
シンパシーを感じるんですよね。
ということで「クライマーズ・ハイ」を読み直してしまいました。
やっぱりイイ!
映画公開が楽しみです。

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