井上秀人、青野大介、黒河貴矢。
三人のJリーガーを輩出した丹原東中の謎は昔から気になっていました。
そのルーツはそれより下の丹原サッカースクールにあったんですね。

しかもその監督が青野君のお父さん(正勝さん)だったとは
これまた驚きです。

正勝さんは社会人(豊田市の住友ゴム)でサッカーもやっていたそうで。
丹原に帰ってから小学生のクラブチームが無かったので
今のチームを作ったとか。

井上君曰く、青野監督はロベルト・バッジョそっくりで渋くて
とにかく楽しくて、盛り上げる雰囲気作りが巧かったと当時を振り返ります。

高校から県外へサッカー留学しちゃう子が愛媛も多いけれど
近いからという単純な理由だけで愛媛に留まってくれてホントよかったです笑。

車に同乗させてもらいいろんな話をしましたが
丹原の実家に近づくたびに
「いいでしょ?」「いいとこでしょ?」「絶景でしょ?」
「好きなんですよね〜このコース」と
山深くなる車窓からの眺めを誇らしげにアピールしてくるんですよね。
それがとても微笑ましかったです。
ああ、故郷が大好きなんだなあと。

スポーツに集中する環境があって、明るくのびのび育って
好きなことが職業であることの有り難さに感謝を忘れない。
まさに丹原っ子の代表ですね。

そうそう井上君に一つ謝りたかったことがありまして。
それはJFL時代に井上君が先生をやりながらサッカーやってたのを
当時、「サッカー魂」としてちゃんと取材できていなかったことです。
後から聞いて、ああその時にちゃんとやっておけばよかったなあと
ずっと後悔していました。
遅ればせながら今回、取材させていただいて感謝しています。
改めて取材が遅くなったことを謝罪いたします。申し訳ございませんでした。
これに懲りず、また部屋に行かせて下さいね笑。

井上君は小学校の頃、リフティングを1000〜2000回(!)出来ていたそうで。
少し披露してもらおうと
愛媛FCからボールを持ってきていたんですが
ボールを見た丹原サッカースクールの子供たちが
「これ愛媛FCの選手が使ってるヤツ?スゲ−!」と
興奮しているんですよね。
井上君や青野君たちは彼らの身近なヒーロー。

やっぱり、青野監督も言ってましたように
愛媛県人としては井上、青野の丹原ボランチ“丹ボランチ”を
また見たい。

それと、こちらは子供達から言われて苦笑いしてましたが
そろそろJ初ゴールもお願いします笑。

さあて、次回のサッカー魂ヤローは・・・