2017.04.03
ロッベンのイッペン読んでみ!
「蜜蜂と遠雷」恩田陸著
ラジオドラマにかかりきりで
映画と本を疎かにしておりました 情けない
さすが直木賞に外れなし
ピアノコンクールに挑む若き天才コンテスタントの物語
凄いのは「素晴らしい演奏でした」という表現を
500ページにわたって文字に書き起こしてるということです!
何人ものコンテスタントが
何回もコンテストでクラシック曲を演奏する
同じようなシーンが繰り返されるのに
まったく飽きないこれぞ超絶技法!
表現力が湯水のように湧き出ている(←この表現力のなさが既に凡人)
文字で音を表現するという神業を成し遂げたのが本作です
なので敢えて軽々しく映像化してほしくない
読後、クラシックコンテストに行ってみたくなります
次の生放送でトークのカデンツァを発揮するぞ!
著者と登場人物に触発されまくりです
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