2016.07.14
ロッベンのイッペン読んでみ!
「広島カープ 最強のベストナイン」二宮清純著
広島ファンじゃなくとも
赤ヘル最強だったら
1番高橋慶彦でクリーンアップは山本浩二と衣笠祥雄は不動
投手は北別府と江夏で決まり
じゃあマエケンは黒田は…などなど
40~50代の昭和親父なら4,5人は直ぐに出てきます
特に山際淳司に魂を射抜かれ
沢木耕太郎の文章に没我し
また同じこと書いてるわ~と苦笑いしながらも
野村克也の本を手にしてしまう
“江夏の21球・信者”の我々にとってはタマラナイ内容です
知ってたこともたくさん有りますが
そこは名うてのカープウォッチャーである著者
外木場や水谷、果ては木庭スカウト、関根潤三まで押さえているのは流石
一番印象に残ったのは意外にも古葉監督のエピソードでした
にしても“21球”話は誰のエピソードを聞いても面白い
今回は高橋慶がらみで「あのプレーが無かったら江夏の21球は無かった…」みたいな
話も登場します
そこまでいくか!と突っ込みつつも
そういうのがまた面白い
そのうちボールボーイとかビールの売り子から見た21球エピソードまで書かれそうですね
まあそれも読みますけど笑
旬なので本作を書かれたと思いますが
稀代のボクシングウォッチャーでもある著者
次回は是非、“歴代最強チャンピオン編”を上梓していただきたいと個人的には思っております
いかがですか清純さん?
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