2016.06.28
えさシネマ倶楽部
「マネーモンスター」
主演がジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ
監督がジョディ・フォスターという何とも豪華なラインナップ
なのにほとんど話題になっていないのはなぜかを探る為に観ました
理由がわかりました…
全部がイマイチだからです
ジョージ・クルーニー司会の株投資番組が
生放送中にジャックされる
犯人は番組で勧められた株で大損したブルーワーカー
でもホントは家族思いのいいやつ
既にこの手の作品での“あるある感”が満載
また番組を放送しながら救おうとするチーフ・ディレクターが
ジュリア・ロバーツで
彼女の指示は小型の補聴器みたいなので伝わり
ジョージとジュリアだけが犯人にナイショで繋がっている
これもあるある!
全ての設定がどこかで見たようなあるあるパターンの連続なんです
さらに爆弾チョッキを着せられた司会者のジョージが冷静すぎ!
一応同じギョーカイ人として
拳銃と爆弾を持った犯人が居座ったあとも
あんな完璧に番組を続けられるわけがないというツッコミがありまくり
悲しいかな事件自体はNYならありそうだけど
結局、犯人は警察の特殊部隊に狙撃されるぞ~
ジョージもジュリアもギリギリのところで助かるぞ~
という予想通りのまんま終わります
なんのどんでん返しもない
ノーどんでん返し、ノーシネマです
どうしたジョディ!君はIQ132の天才なんだろ!
我々は「タクシー・ドライバー」や「羊たちの沈黙」のような
ヒリヒリとする傑作を君に夢見ているんだ!
って、そこまでじゃないか笑
来たか今年の金返せNO.1…
ただ“ユーロ・ショック”真っ只中だけに
今現在、こんな感じで株で大損したり大儲けした(してる)人が
いるんだなあというリアル感はありました 頼むよ英吉利!
3シネマ