2016.04.22
ロッベンのイッペン読んでみ!
「漱石の長襦袢」(半藤末利子著)
没後100年(来年生誕150年)ということで夏目漱石ブームに便乗
著者は漱石の孫であり
夫が昭和史研究で有名な半藤一利という
“超”がつく文学エリートです
孫から見た漱石エピソード
母(漱石の長女筆子)から聞いた漱石エピソードが
たんまりと書かれてあるのではと期待したのですが
そうでもありませんでした笑
でも半藤末利子さんを取り囲むハイソな世界を垣間見
それはそれで楽しかったです
にしても
10年間で10作品の傑作を遺して亡くなった漱石
精神を病んで悪妻に悩まされながら
100年後にも読まれるベストセラーを書いた天才作家
いくらディスられても松山人はやっぱり彼を愛してしまうんです
読後ソッコーで「夢十夜・草枕」を購入!
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