2015.07.15
ロッベンのイッペン読んでみ!
「評伝 森岡天涯 日振島の自力再生にかかわった社会教育者の生涯」 木下博民著
日曜日の担当ラジオ番組の関係で
愛媛の偉人に凝っております
その中でもかなりマニアックです笑
恥ずかしながら存じ上げませんでした森岡天涯
今日取材で日振島に初上陸
南予の教育界に革命を起こした凄い人です
簡単に言うと
親の借金返す為アメリカに出稼ぎ↓
帰国後、島の教育を向上させようと小学校を作ろうとする↓
お金を捻出する為、島民に禁酒運動を勧める↓
お酒大好きな島民に鉈で殺されそうになる↓
諦めず島の再生の為に道路(「天涯道路」という)も作る↓
日振島だけでなく宇和島、南予の教育向上の為偉い人を呼んで講演会を開く↓
中にはあの新渡戸稲造さんもいた
などなど…
しかもそれらをエラソーに説き伏せるのではなく
ユーモアを忘れず相手をおだてながら成功させたというところが素晴らしい!
取材した自称“現代の天涯”こと笠岡組合長が言ってました
「殺されそうになるくらいやらんといかん!」と
この本は小説というよりは資料的な要素が大きいですが
まさに隠れた偉人を見つけたりでした
とっても充実した取材を終えさあ面白い番組にするぞ!と
この胸の高鳴りをどう落としこめるのか
苦しくなったら天涯さんのこの言葉を唱えます
“大きな石は俺にもてころ”
3.5ブック
全てが強引ではなく