2013.10.02

ロッベン的高校サッカー雑感 ~大洲~

Author: ロッベン江刺

2010年ジュニアユースのタイトルは

勲章だったのか

それとも…重い十字架だったのか

大洲北中学と宇和島南中等との県大会決勝は

手に汗のシーソーゲーム、

延長でも両者譲らず7-6のPK戦でなんとか決着した

いつまでも見ていたいと思わせた

蹴史に残る好ゲームは今でも記憶に鮮明だ

大洲北中から鳴り物入りで地元高校に進んだ

内山勝允、松林開、下岡廉、西河晃志らの

チャンピオンメンバーは

高校では無冠のままついに最上級生となった

それだけではない

ボール奪取能力と戦慄の左足を持つ

大会NO.1プレイヤー、MFジーニアス・智葉隆盛(3年)、

四国プリンスリーグ初参戦、天皇杯も高校生チーム初の決勝進出など

いつタイトルをとってもおかしくない好条件は

他のチームが羨むほどに揃っている

大洲史上最高のタレント軍団が

重い十字架から解き放たれるのは

“選手権”のビッグタイトルこそ相応しい

「3年間やってきたことを全部ぶつけます!」

少し大人になったキャプテン、内山の顔は

あの頃の“ミスター・パーフェクト”に戻っていた