Archive for 12月, 2020
2020えさシネマアワード&ロッベン読んでみ大賞の発表!
まずはえさシネマアワード<ベスト部門>から
第3位【ミッドウェイ】
日米でまあまあ公平に描いていたので。
紫電改イヤーとしては外せない。
第2位【ミッドサマー】
ネオホラーの新境地を開拓した
オシャレで怖かった
第1位【ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語】
今年唯一の5シネマ満点でした
当時のブログでも絶賛の嵐
審査員からも文句なしの満票でした
かわって<金返せ部門>
第3位【Ai崩壊】
今更、このテーマでやるか…
第2位【TENET】
クリストファー・ノーラン監督が好き過ぎて逆に
大嫌い、大嫌い、大嫌い、大好き!
第3位【キャッツ】
舞台の名作を映画が台無しにしてしまった
唯一の1.5シネマ
あまりのひどさに観賞後、ネコんでしまった
ついでに本!
はベスト3のみ
第3位【最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常】二宮敦人著
第2位【Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を激減させた男】佐々木健一著
第1位【たゆたえども沈まず】原田マハ著
いずれも読み終えたくない~と思わせてくれる程の良作でした
来年もいい映画といい本に出会えますように!
*全て個人の感想です
えさシネマ倶楽部
「ザ・ハント」
アメリカで上映が封印されたという触れ込みで
随分と期待していたのですが
中盤以降は寝てしまいました…
良く考えると
架空の田舎町で殺し合いがスタートするっつうシチュエーションは
コスられまくった構成ですから
余程の展開か、所程の過激シーンがないと難しい
グロシーンも全然耐えられる範疇でしたぞ
なんなんだよ!
3シネマ
でガッカリしてなんかいいもの観たいなと思って借りたのが
チョー最高でした!!
「メランコリック」
邦画にはまだまだ天才がいますね
この作品を知らずに映画ファンと言っていた自分が恥ずかしい
主人公の皆川暢二の怪演がホアキン・フェニックスに見えてきます
こっちの話ならいくらでも出来ますw
来週金曜の朝ワイドは恒例の
2020年ベスト3&金返せ3の発表です!!
ロッベンのイッペン読んでみ!
「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」二宮敦人著
タイトルだけで選んだのですが
メチャクチャ面白かったです~
その名の通り芸術家の卵、未来のアーティストたちが集う大学
その特別すぎる学科に侵入し
スペシャルすぎる学生たちにインタビュー
口笛世界チャンピオンがいて、40時間ぶっ続けで絵を描くのが幸せと言い
校内の生協でガスマスクが売られていて
学長が「お前らが~、これからの芸術を背負っていくんじゃーーーー!!」と
学園祭で雄たけびをあげ、卒業後は行方不明者が多発する大学
ここはカオスか、桃源郷か
読みながらメチャ笑いました
そんな学生たちの作品発表の場となる藝大祭、是非、行ってみたい!
2020ベスト本に一気に食い込んできました
いやあ、良作に出会うと気分が良いものです
4.5ブック
えさシネマ倶楽部
「ストックホルム・ケース」
銀行強盗に思い入れをしてしまう
“ストックホルム症候群”の元ネタ?になった
スウェーデンでの実話をもとにした物語
そっちに魅かれたというよりは
主演のイーサン・ホークですね
彼が出てるならば外すことはないだろうという安心感があります
果たしてその通りでした
内容は予想を大きく裏切られることもなく
淡々と進みます
コメディタッチだったのが意外で面白かったし
ノオミ・ラパスやマーク・ストロングらの演技が上手いのでずっと観てられます
3.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「泣く子はいねぇが」
是枝監督が惚れ込んだ若手監督の映画
位しか情報なく観たので
最後の最後まであれが吉岡里帆だと気が付きませんでした
確かにメチャ似てるな~と思っていたけど
いやいやこんなに演技上手くないやろって偏見丸出しでして汗
天才的に自然でした
吉岡さんだけでなく主役の仲野太賀さんも
是枝さんが大好きな家族同士や友人同士で
ふと見せるナチュラルな機微が素晴らしい
ただ
タイトルとナマハゲってところでヒットはしないのでしょうが・・・
3.5シネマ
PS:サヨナラ大街道企画で1Fにメッセージボードがありました
“夢とか 家族とか 人生とか 男とかにたいして
どう立ち振る舞えばいいのかをこの映画館の作品たちにたくさん教わりました”
と記させていただきました
1月11日32年間の幕を閉じます