Archive for 6月, 2020

2020.06.30

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「ランボー ラスト・ブラッド」

安っすいんですよ脚本が

捕らわれた娘を取り返し、悪い奴らがやってきたところを

ボコボコにする

私でも書けます(多分)

でもいいんです、だってランボーだから・・・

ダッサいんですよセリフも

そんな言葉使わんやろって何回ツッコんだことか

でもいんです、だってスタローンだから・・・

太っといんですよ体が

明らかにステ〇イド太りからの~金持ち太り

グリーンベレー帰りで孤独に生きてきた男の肉体ではないんですよ

でもいんです、だってジョン・ランボーだから・・・

これで「ランボー」の栄光が傷つくわけではありません

スタローン様

駄作だと分かっていても絶対に観ます

なので

お元気なうちに「オーバー・ザ・トップ」と「コブラ」の続編も作って下さい

あ、「オスカー2」でもいいです

中学生くらいに「1」を観て腰が砕けるくらい面白くなかったのを未だに覚えてます

2シネマ

2020.06.16

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語」

休業明けの新作はこれしかなかったので

まあしょうがないか~とゼンゼン期待していなかったからでしょうか

まさかの2020年伯ちゃんアワード洋画ランキングNO.1です!

女子たちにとってのバイブル「若草物語」

これ実は男子は読まないまま大人(平野D曰く“おっさん”)になってる人がほとんどなんです

私がまさにそう

「トム・ソーヤの冒険」で日本中の少年たちの心を打ち抜いた「世界名作劇場」

トム・ソーヤ後、「南の虹のルーシー」「不思議な島のフローネ」までは

男子も何とか見てたのですが「若草物語」になると

“なんかタイトルもしょぼいし、雰囲気も女子臭っ”とハスって見てないのです

だからこの4姉妹について知識がないのです昭和男子は

でも大人(平野D曰く“おっさん”)になって見たらメチャクチャ面白かった~

まず出ている人がいい

今のハリウッド・メインストリートを闊歩している若手俳優が

キャスティングされています

長女にシアーシャ・ローナン

「レディ・バード」で名をあげましたが私にとっては「ラブリー・ボーン」です

このときから良かった

そして次女にエマ・ワトソン

ハリポタのハーマイオニーはずーーーーと美人です

さらにこの三女どっかで見たな~と思っていたら

そうですあの問題作「ミッド・サマー」のフローレンス・ピューでした

さらに、この女だらけの中に一人登場する美少年が

2019年ハクちゃんアワード洋画NO.1「君の名前で僕を呼んで」の

ティモシー・シャラメ君!

全員“ちゃんと”成長している旬の俳優たちばかり

そこにお目付け役として出ているのが

ハリウッドメインストリートを何十年と歩いてきたメリル・ストリープ

出演者も物語も文句なしの一級品

ダメ押しが監督

物語が時系列で進むのではなく

3つか4つの時代を上手に織り交ぜながらなのでまったく退屈しない

グレタ・ガーウィグ監督ってどんなおっさんかと思ったら

3度目びっくり、女性の新進気鋭(36歳で美人)

「レディ・バード」で長編初監督にしてオスカー・ノミネートの鳴り物デビューしてた天才

つまり女子のリアルを描かせたり

「この娘は私だ!」と観てる女子に思わせることの達人でした

ってことで加点ばかり

減点ポイントゼロ!

出ました5シネマで

2020.06.15

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「菜の花の沖」司馬遼太郎著

STAY HOME中に大物を釣り上げておこうと

司馬作品の中でも

面白くないかも~と思い途中であきらめていた本作を

数年振りに手に取りようやく完読しました

主人公は戦国武将でなく、維新期の偉人でもない

船乗りの高田屋嘉兵衛

派手さが無くよほどの司馬ファンじゃないと

この作品には辿り着かないでしょう

淡路島で生まれ、蝦夷地を開発し、ロシアと交渉

教科書には全く載っていないこの巨人を

竜馬や高杉晋作、西郷隆盛、秋山兄弟と同じ熱量で書き上げています

やっぱりそれが凄い

4、5巻目のロシア話の時は複雑すぎて諦めようかなと思いましたが

やっぱり面白かったです

3.5ブック