Archive for 1月, 2020
ロッベンのイッペン読んでみ!
「記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞」門田隆将著
「甲子園への遺言」「なぜ君は絶望と闘えたのか」「死の淵を見た男」
彼の著書で外したものを読んだことがない
本書は「死の淵~」と同じく東日本大震災のドキュメント
ただこちらは地元新聞社の記者を主人公にしています
しかも
一人は津波に襲われる人を助け自らは亡くなった若手記者
ともう一人は
津波に襲われる人を救いきれず後悔する若手記者
映画「新聞記者」やドラマ「チャンネルはそのまま!」など
最近はメディアを新しい視点で描き注目されている
本作も是非、映像化を望みたい
しかも“チャンとこのまま”作ってほしい
出張帰りの機上で本作を読み終えました
終盤に向けても大いに感動しますが
一番泣いたのは【文庫版用のあとがぎ】で中学生が本書を劇にしたというところ
松山空港に着く直前は涙でほとんど周りが見えませんでした
今回も筆者の圧倒的取材力にただただ感服です
4ブック
えさシネマ倶楽部
「フォードvsフェラーリ」
この手の作品を嫌いな男はいないでしょう
マット・ デイモン と クリスチャン・ベイル
自動車レースのル・マンで絶対王者フェラーリに挑んだ
フォードの奇跡の実話
偏屈なドライバーをやらせたらクリスチャン・ベールはハマりますね
役作りの為なら自由自在の体重激変振りも圧巻
今回は“痩せ”の方ですw
ストーリーは単純で予想通りの内容ではありますが
そんなことは関係ない
弱い方が知恵を絞って強い方をやっつける
判官びいきの極みです
まるでコックピットに座ってるような重低音のエキゾーストノート
を聞かされてオチない男子はおりません
3.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「騙し絵の牙」塩田武士著
著者の「罪の声」がベラボウに面白かったので手にしました
大泉洋が表紙で彼を主人公に想定して“あてがき”したそうで
特に彼のファンでもないが新しい試みは楽しかったので
読み進めていけました
が、内容がデジタル化に追いやられる熱血雑誌編集長という
そんなに新しい試みではなかったので
途中で止めようかな~と思い始めたところで
最後の最後にどんでん返しがきます
どうぞラストまで諦めないでください
してやられます
塩田ものは骨があります
4ブック
【2019えさシネマアワード発表(ベスト&金返せ3)】
「ジョーカー」「グリーン・ブック」「天気の子」を外して
あくまでも超個人的ランキングです
まず«ベスト»から
第3位【クリード 炎の宿敵】
ロッキーは不滅
第2位【ビューティフル・ボーイ】
ドラッグ依存の息子を救うお父ちゃん
美しさに泣けます
第1位【Girl】
トランスジェンダーのチョー美男子がバレリーナに
ラストに心も体も痛ッ
そして«金返せ部門»
第3位【ターミネーター/ニュー・フェイト】
名作は触るべからず
敵が2つに分離したらいかんやろ!
第2位【It/THE END それが見えたら終わり】
名作は触るべからずパートⅡ
「ドクタースリープ」の方はGOOD
第1位【アリータ】
だ・か・ら
名作は触るべからずなんだよ!
大火傷を負ったジェームズ・キャメロン
まあこれからも触りまくるんでしょうハリウッドは…