2020.01.28

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞」門田隆将著

「甲子園への遺言」「なぜ君は絶望と闘えたのか」「死の淵を見た男」

彼の著書で外したものを読んだことがない

本書は「死の淵~」と同じく東日本大震災のドキュメント

ただこちらは地元新聞社の記者を主人公にしています

しかも

一人は津波に襲われる人を助け自らは亡くなった若手記者

ともう一人は

津波に襲われる人を救いきれず後悔する若手記者

映画「新聞記者」やドラマ「チャンネルはそのまま!」など

最近はメディアを新しい視点で描き注目されている

本作も是非、映像化を望みたい

しかも“チャンとこのまま”作ってほしい

出張帰りの機上で本作を読み終えました

終盤に向けても大いに感動しますが

一番泣いたのは【文庫版用のあとがぎ】で中学生が本書を劇にしたというところ

松山空港に着く直前は涙でほとんど周りが見えませんでした

今回も筆者の圧倒的取材力にただただ感服です

4ブック