Archive for the '未分類' Category
えさシネマ倶楽部
「レッド・スパロー」
スパイ毒殺未遂事件があったばかりなので
おそロシア~で観てましたが
収穫はジェニファー・ローレンスのセクシーシーンのみ
やっぱりロシアのスパイだったらロシア語をしゃべらないと!
この手の作品はいつもそうです
ドイツが舞台でも
イタリアが舞台でも
それっぽい訛りの英語をしゃべってるんです
アメリカ人はそれでオケーなんすね
どうしてもそこが気になって・・・
スパイ物のストーリーとしても目新しいものはありませんでした
ただローレンスちゃんのセクシーシーンだけは
オケーでした
3シネマ
えさシネマ倶楽部
「15時17分、パリ行き」
500人の命を救ったのは3人の普通の若者だった-
って全然普通じゃありませんからっ怒
3人のうち二人は軍人で
テロリストに果敢に襲い掛かった主人公は
高度な護身術を身に着けた屈強な青年です
それを“普通の若者”と言ってしまう亜米利加様が逆に怖いです
テロへの意識が日本人の思想とはかなり乖離してるんですね
こうなるとどっちがいいのかわかりません…
9・11でツインタワー以外にもう一つのビル崩壊があったとか
実は政府が絡んだ制御解体じゃないのかとか
今そこにある謎や疑惑が日常にあるんですね
にしても御年87歳のイーストウッド監督
あと何作品作ってくれるのでしょうか
出来れば最後にダーティー・ハリーで終わってほしいなあ
本物の3人を起用し手に汗握る展開は流石
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「羊と鋼の森」宮下奈都著
「本屋大賞」は波があるW
こちらは2016年受賞作
「蜜蜂と遠雷」(2017年受賞作)にあまりにもハマってしまったので
同じピアノ物語としてはパンチに欠けます
こちらはピアノと言っても調律師の成長記
とても繊細でピュアな柔らかさがあって
知らない世界を知れたのは良かったのですが
単純にワクワクハラハラのエンターテイメント感
文字でしか表現できない驚きはありませんでした
映画化もされるようで
キャストを見ると…さもありなん
特に驚きもなく観なくても想像できます
「本屋大賞」と“映画化”はニコイチ
「蜜蜂~」が映画化!となれば
あの世界観をどう映像で表現するの!?とワクワクしますが…
3ブック
えさシネマ倶楽部
「シェイプ・オブ・ウォーター」
アカデミー発表前に絶対に!と意気込んで観ました
ここ最近、急にメディアが本作を推しまくるので
おいおいそこまで期待させちゃあハードル上がりすぎちゃうよ~と
白波五人男風に唸っていたら
私の浅薄な予見など軽々と越えていきましたW
開始5分で傑作だとわかります
主人公の女性がバスタブで自慰行為をしようと
半漁人の全身スーツが仮面ライダーみたいで陳腐だろうと
それを凌駕する圧巻のファンタジー感とロマンスとオリジナリティ
「スリー・ビルボ-ド」も「ダンケルク」も「ゲット・アウト」も
相手になりません(他の作品賞は観てないので知りません)
13部門ノミネートの看板に偽りなし!
全体的に“グリーン”が基調カラーだったので
帰りに購入した自転車も即、緑にし“イライザ”と命名しましたw
4.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「スリー・ビルボード」
アカデミー(本家の)が近づいてきましたね!
にしても作品賞に「ゲット・アウト」が入ったのにはビックリ
私の慧眼ぶりも捨てたもんじゃないw
マジでアカデミー会員にさせてくれないかな~
最近マスコミが急に半漁人物語(「シェイプ・オブ・ウォーター」)推しに切り替えているけれど
どっちなんでしょう
本作はゴールデングローブを獲ったので
そうなると「うちは違いますから!」と区別したがるアカデミー会員の天邪鬼心理が働き
逃すパターンもあるあるです
娘を殺された母親が犯人逮捕に手間取る地元警察と悶着する物語
それだけ聞くとズッシリ重たい気がしましたが
予想よりは軽いタッチでした
登場人物(フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル)3人の演技は流石
それだけでも観る価値はあります
ちなみに私の作品賞予想は
個人的思いも込めて…「ゲット・アウト」にしておきます!
無理か
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「銀河鉄道の父」門井慶喜著
“直木賞に外れなし!”の格言を信じて読み始めたのですが
なかなかページが進みませんでした…
岩手と宮沢賢治のイメージがどうも暗いw
主人公は賢治のお父さん政次郎
息子・賢治への溺愛ぶりが描かれています
それがトンガっているわけでもなく
北国の人らしく普通に優しい
ようやく中盤以降で賢治が詩の世界で頭角を現し
「風の又三郎」や「注文の多い料理店」「雨ニモ負ケズ」が出てくると
おお~!となります
そのあたりでハタと気づきました
前回の「革命のファンファーレ」と同じで
これは本を制作して世に披露する物語であると
前者は絵本で後者は詩
ただその手法は全く違います
こちらは最初に新聞に掲載されて出版して
紙面で評価され重版する
わずか70~80年前なんですけどね
最期は子規と同じ結核に罹患して亡くなります
この病で夭折した天才のなんと多いことか
登場人物がみんな優しいので癒されます
3.5ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」西野亮廣著
羽田までの機上で一気に読みました
お笑い芸人・キングコングの西野さん
ああ、あのスカしてるカッコつけのおもんないヤツやろ?
たしか絵本書いて儲けてるらしいな~
くらいの予備知識しかないアナタ!
ビックリして腰抜かしますよ(私もそうでした)
ラジオで来県イベントを告知した直後にこの本を知人が持っていたので
なんか気になるわ~と気軽に読んだら
今、やろうとしていたことで悩んでた問いに
メチャクチャドハマりの答えが書いていました
運命的な出会いです!
本書は本をいかに売るかというビジネス本です
書き方が上から目線なので最初カチンときますが
そこに惹きこまれていきます
だって実際ベストセラー作家なのだから
所々ちゃんと芸人としてのお笑いもあります
今動こうとしている企画で実現するかどうかわからないけれど
動いてみる価値はありそうです
誤解していてスイマセンでした西野さん
やってみます!
俺にも革命のファンファーレが聴こえました!
今、静岡上空3万フィートです!!
と思ったらシートベルト着用のサインでした…
4.5ブック
えさシネマ倶楽部
「嘘を愛する女」
*ネタバレ注意
公開からしばらくたったのでもういいですよね
今年最初の作品がまさかの金返せ筆頭候補になるとは…
原因は明らかです
番宣CMです
どう見てもミステリー感満載ですよね
記憶を無くした夫の過去を辿ると
トンデモ事実が発覚し
妻は狂気の沙汰に陥ってしまう
さあ、そこからどうなる???って
そう思いますよね?あの事前CMを見ると
ところが大違い!
純粋なラブストーリーじゃないですか
だったらそう言って欲しかった
期待を煽るのはいいけどテイストがまったく違うのは困ります
やさぐれた探偵が乗るのがグリーンのFIAT Panda って時点で
怪しいと思ったんです
全部ベタすぎるんです
今時まだこれやりますかっていう演出ばかり
極め付きはラストです
不随になった夫の前で妻が「やっぱり貴方を愛してます」的な告白をし落涙すると
それまで動けなかった彼が動き始めるというオチ
そのシーン
①病室で長澤まさみ号泣
②ベッドで動かない高橋一生の手が映る
③その手がスクリーンにアップになる
④数秒後、指先がまさかの「…ピクッ」
池袋の劇場で一人ツッコミましたよ「オイッ!」って
ダメです
全てに対して失礼です
2シネマ
*全て個人の感想です
えさシネマアワード2017発表!
年末恒例の今年公開された映画ベスト3&金返せ3の発表です
もちろん独断と偏見
【金返せ部門】
第3位「メッセージ」:宇宙人がスミを吐くのはやっぱりタコにしか見えん!
第2位「ザ・サークル」:ストーリーが予想通り過ぎ!私でも思いつく(ウソ)
第1位「エル」:大御所なんでしょうがなぜこの女優?!もう少し若いのが…
なんだかアカデミーにケンカ売ってるみたいですねW
サッと流して
【ベスト部門】
第3位【ハードコア】
VRの世界が映画に!新しいチャレンジはつねに評価に値します
第2位【ダンケルク】
キネ旬では1位で寄稿しました。とにかく監督のファンってことで
第1位【ゲット・アウト】
低予算&無名俳優でこの面白さ! 圧倒的オリジナル力に脱帽
ジョーダン・ピール監督はハリウッド超大作を横目にしてやったりでしょうね
おまけ
今年読んだ本(新刊&文庫含む)から独断偏見で
【ロッベンのイッペン読んでみアワードベスト3】
第3位【夫のちんぽが入らない】こだま著
タイトルに騙されてはいけません。メチャ勇気を貰えます
第2位【蜜蜂と遠雷】恩田陸著
直木賞に外れなし!本屋大賞に偽りなし!読みながら“音が見えて”きます
第1位【文庫X】清水潔著
中身の『殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―』を隠して売るという
斬新なチャレンジと冤罪を突き止めた筆者の執念が全文章からあふれ出しています
いろんな人に呼んで欲しい!という担当者に激しく同意
来年も名作&珍作にたくさん出会えますように!
えさシネマ倶楽部
「ゲット・アウト」
*ネタバレ注意
両手足を拘束された黒人青年が
メチャ泣いてるやん!しか情報が無く観ました
…面白かったです(怖かった~)!
理由が性奴隷だったとは日本人じゃあ到底予想不可能でしょうW
お金かけなくても発想次第でヒット作になるんですね
(マッド・マックス超え)
監督のジョーダン・ピールはコメディアンだそうで
しかも初監督作品
お金をかけて有名俳優、大御所監督を使っての名作はあたりまえ
圧倒的なオリジナル力!
“笑い”と“恐怖”って限りなく近い紙一重なんですよね
引いて(俯瞰)みると爆笑だけど
近く(当事者)だと恐ろしい
2017年ラストにトンデモ作品と出会いました!
4.5シネマ
*来週のモーニングディライトで恒例のベスト3&金返せ3発表