聖カタリナホールの(大)パイプオルガンは、2001年3月24日の芸予地震の際にパイプ脱落という大きな被害を受けましたが、多くの音楽愛好家や地域の方々からのご寄付とご協力により翌2002年に修復されました。以来、感謝の気持ちを込めて大学祭のイベントとして無料の演奏会および体験会を行い、これまで広く地域の皆さまにオルガンの音色を楽しんでいただきました。
本学にはもう一つのパイプオルガンが、短期大学部保育学科棟3階の音楽ホールにあります。聖カタリナホールよりは小規模ですが、毎回大好評の企画、管藤泉先生による公開オルガン体験会・ミニ演奏会(解説を含む)を続けることにいたします。
これまでと同様、多くの皆様のご参加をお待ちしております。学内一番奥の場所になりますので、道々大学祭の出店など楽しみながら、ぜひお越しください。
●日程(各時間最初の約30分ミニ演奏会)
2024年
10月26日(土) 10:00~12:00、13:00~14:30、14:30~16:00
10月27日(日) 10:00~12:00、13:00~14:30、14:30~16:00
●会場
聖カタリナ大学短期大学部音楽ホール(聖カタリナ大学北条キャンパス保育学科棟3階)
●主催
聖カタリナ大学・同短期大学部
●受講料
無料
●公開オルガン体験会・ミニ演奏会 演奏・指導者プロフィール
管藤 泉(Izumi Kando)
スペイン バルセロナドイツ人ルター派教会、ティアナ・カトリック聖セブリア教会オルガニスト
大阪音楽大学オルガン科卒業後、フランスリヨン国立高等音楽院でオルガン科ディプロマを習得。その後スペイン政府給費留学生として、スペイン・ポルトガルオルガン音楽研究のためバルセロナリセウ音楽院で研鑽。
現在スペインを中心にヨーロッパ各地で演奏会を行い、映画音楽やバレエ音楽などの作曲、TVやラジオ、およびCD収録なども手掛けている。また、この数年オルガンとカタロニア民族楽器テノーラとのユニークな共演が絶賛され数々の演奏会に招待されている。2023年にはスペインアストリアス地方の夏期講習会オルガン講師。
1992 年よりバルセロナドイツルター派教会の専属オルガニスト、及び2019年よりティアナのカトリック聖セブリア教会のオルガニストも務める。同教会においてオルガンコンサートシリーズを主催。聖カタリナ大学祭パイプオルガン演奏会では、2013年・2022年に演奏者として、また2013年より公開オルガン体験会指導者として参画し、2014年から毎年のコラボレーションで世界の優れたオルガニストたちを招待してきた。