2013.02.20
ロッベンのイッペン読んでみ!
「さよならドビュッシー」 中山七里著
う~ん、浅かったかなあ
音楽に造詣が浅い私のせいなのか
知らない分野だからこそ手に取ったのですが…
ピアニストを目指す女子高生の周りで
謎の殺人事件が発生
イケメン講師が爽やかに解決
直前に硬派で重厚な「64」を読んだ後だけに
軽すぎました
同じ「このミス」大賞でもここまで違うか…
作中に出てくる女性テレビリポーターのキャラ設定も
ちょっとありえないくらい陳腐でした
事前取材をちゃんとしたのだろうか
凡庸な想像の域を超えていない
ただオチのどんでん返しだけはまったく見抜けず
その意味では
このミステリーはすごい!
2.5ブック