2012.10.24

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「巧妙が辻 一~四」(司馬遼太郎著)

司馬さんの作品では

唯一?女性が主人公

ザ・内助の功として有名な

山内一豊の妻、千代の物語

血気盛んな戦国武将ではなく

何でも妻の言う通り

わからないことがあれば

格下の老中たちにも素直に聞いちゃう夫、一豊

日本ハムの栗山監督みたいな感じですね

虚勢を張らないと生きていけないと

思いがちな現代ですが

それも才能、なかなか出来ません

見習いたいです、ホント

その草食系な夫に頭ごなし(←ここ大事!)でなく

的確なアドバイスをし

一国一城の主にまで出世させます

チョーあげまんですな

終盤の関ヶ原後、一豊が高知に来たときは長曾我部の残党である一領具足に

かなり抵抗にあい制圧するため残虐なこともしたようですが

その中から天下をひっくり返した

幕末の土佐勤皇党や龍馬が出てきたと思うと

ここから全部繋がってるんだ~と

感慨深いものがあります

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