2007.10.01
高校サッカー取材報告 〜第2シード・新居浜工業〜
「(県総体決勝の)PK負けの悔しさが四国大会のモチベーションでした」
新工の若き指揮官・阿部監督。
県総体準優勝ながら、四国大会で自慢の強力2トップ・郡、西が爆発。
四国チャンピオンのタイトルは
「堅守速攻」を掲げるチームの方向性に手ごたえを感じさせた。
今年のチームスタッフは
今治東から愛媛のトラパットーニ・山口氏を部長に迎え
ザルツブルグ並みの豪華さとなった。
ただ違うのは、宇都宮部長もいるのでバランスが取れ
阿部監督がマテウスにならなくていいという事だ。
「うちは特別な選手もいないし
試合を重ねるごとに自然にこういうスタイルになったんですよ」
と阿部監督は謙遜するが
エース・郡君のパワーシュートと足元のやわらかさは一見の価値有り。
でかくて上手くて力強い愛媛のファン・ニステルローイ。
マイクを向けるとハニカミ王子に豹変。
しかし、
「済美・篠永、松工・東野と得点王を争いたい!」と
ストライカー専用のビッグマウスも持っています。
(ペアの西君が取材した日は運動会の応援練習で居なかったのはイタかった!)
チームを盛り上げる中盤のガットゥーゾ・横内君。
堅守の要、CBの谷尾君と加藤君は高さをスピードでカバー。
3つの頭脳が作り上げたトーナメント最強システムが選手権で完成する。