2011.07.22
ロッベンのイッペン読んでみ!
「下町ロケット」池井戸潤著
まず、タイトルのつけ方が上手いですよね
「空飛ぶタイヤ」しかり
直木賞に敬意を表し読ませていただきました
個人的には「空飛ぶ〜」のほうが
もっと緻密で好きです
こちらはちょっとトントンと行きすぎるかな
両作品とも
主人公で頑張るブルーカラーが
巨悪なホワイトカラーに挑む企業小説
イギリス映画によくあるパターンですが
日本らしさがよく出て
まさに“池井戸カラー”が確立
そういえば
愛媛の部品が「HAYABUSA」で使われていたり
大阪産のロケットもありましたね
読後は爽やかさとともに
こんな会社ならいいのにな〜
こんな社長ならいいのにな〜
と羨ましくもなります
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