2009.11.08

決勝 〜雑感〜

Author: ロッベン江刺

一日たってようやく冷静に振り返ることができます

用意していた実況資料をほとんど紹介する間もなく終わりました

それほどの激闘でした

その場のプレーが最高ならば

わかったかのようなコメントなんて不要なんです

得意の守りだけでなく「最初っから飛ばして攻撃的に行く」と

意気込んだ松山工業・谷監督

リードされながらも真髄であるパスサッカーを貫いた松山北

「3年生が無事ここまで来たからこそ、松工サッカーを皆に見てほしい」

兵頭監督のモットー“美攻堅守”が連覇を導いた

勝敗は気温のせいだったかもしれない

でも勝ったか負けたかはどうでもいいことだ

敗れはしたが最後までファイティングポーズをとり続けた松工イレブン

キャプテンを全国に連れていくことは出来なかったけれど

王者の強さを見せてくれました

サッカーを続けるという苦しい選択をした松北6人の3年生は

自らの挑戦が間違っていなかったことを証明しました

愛媛代表になった君たちにお願いがあります

今度の全国大会は“1-7の屈辱”という為だけでなく

愛媛が迷い込んだ長く暗いトンネルを抜け出す

記念の年にするという野望も持ってほしい

「今年こそ!」「今年こそ!」と思いながら

10年以上、年末の上京を続けているものからの切なる希望です

誰にどう言われようとようと気にすることはありません

“信じないサッカーバカ”より“信じるサッカーバカ”であり続けたいもんです

愛媛のサッカー小僧たちよ

ひとまず、お疲れさまでした