2008.11.01

高校サッカー・セミファイナル 〜雑感〜

Author: ロッベン江刺

今日のMVPを挙げろと言われれば
・・・“前半の”南宇和と答えるでしょう

ただ
あらためてサッカーとは80分(90分)のトータルゲームだと思い知らされました

ハイプレッシャーをかけた南宇和の立ち上がり
前線では松崎が清水のスピードを使い
ボランチの岡崎と千谷がボールキープ
善家、平野、布山がサイドを使いポゼッションした

しかし

後半
立て直す間もなく
わずか3分での大逆転劇

「(この子たちに)勝たせてやりたかった・・・」
うな垂れた南宇和・羽田新監督

気づかぬ間に
相手を切り裂く
“カマイタチサッカー・宇和島東”

「攻められているほうがやりやすいんです
速攻が狙えますから」
宇和島東・山本監督のプランはシンプルだ

有間、藤原、下谷、富永
カマの切れ味を確かめに
水曜日、丸山グラウンドに行ってきます!

そして
南宇和以来の3連覇を阻まれた済美

「プレッシャーは正直ありました」
小さく頷いた林キャプテン
「僕らも最後までがんばったつもりなんですけど
北校のほうが走り切れていました」と敗北を認めた

「彼のところでやられてしまった」
渋面の済美・土屋監督が見つめる先には
松北の11番玉井

同点ダイビングヘッドだけでなく
パス、守備
彼のプレイすべてに
松北の勢いが象徴されていた

親子鷹だけではない
強さの秘密は
火曜日の北条で暴いて見せます!

意外な(?)顔ぶれとなった
今年のFINALだが
共通点が多い

進学校で1、2年生が主体
勝てば約半世紀ぶりの(松北1962年以来、宇和島東1958年以来)全国選手権
逆転でのFINAL進出
そして
中心選手が赤シューズ笑

波乱の今大会
まだまだ何かが起こりそうだ