2021.02.22
えさシネマ倶楽部
「すばらしき世界」
佐木隆三さんの原作「身分帳」を読んでたので
楽しみにしてました
西川美和監督×役所広司
これだけで観る価値があります
まっすぐ過ぎて?融通が利かな過ぎて?
刑務所とシャバを行ったり来たりの主人公
世の中の不条理にぶつかりながらそれでも生きていきます
原作と違って時代設定が現在になってます
その難しさやロケの大変さなどを
脚本も担当した西川監督がエッセイとして綴った「スクリーンが待っている」を
今読んでいてこれがまた面白い
単純に映画つくりの裏側だけでなく
関西人のノリで(え、広島生まれ???)オモシロ可笑しく書いているので
映画ファンじゃなくても楽しめます
出来れば私の様に原作からの~映画からの~エッセイ
が一番おススメです
あ、もっと楽しむならば
“映画からの~”の前に
佐木隆三さん直木賞受賞作を映画化した
「復讐するは我にあり」(今村昌平監督)を観てください
私はアマプラで観直しました
緒形拳、メチャクチャカッコいいです!
4.5シネマ