2017.06.04
ロッベンのイッペン読んでみ!
「< 完全版>下山事件 最後の証言」柴田哲孝著
「文庫X」と全く同じ商法で店頭に並んでいたので即買い!
「足利事件」の次は「下山事件」です
戦後、GHQ占領下にあった日本
国鉄総裁下山定則が出勤途中に失踪、轢死体で発見されるが
自殺なのか他殺なのか公式の捜査結果を発表することなく迷宮入りとなった謎の事件
今回も全く知らないことばかり
著者はその事件に絡んでいたGHQのスパイの孫!
もうこの時点でぶっ飛んでいます笑
日本経済を立て直すためにアメリカから強制されたいわゆる「ドッジ・ライン」で
国鉄職員を大量解雇せざるを得なかった下山総裁
殺されたとすればそれが原因なのか?
いやいやそんな単純ではありません
実はあの日本一カッコいい男、白洲次郎が深く絡んでいたとかいないとか
そこにマッカーサーが絡んで吉田茂もいてシャグノンもウィロビーもいると…
メチャクチャ難解です
その時代が混乱したカオスだったから起こった戦後の闇だったのでしょう
全てを理解するのは私には無理でした…
3.5ブック