2017.05.03
ロッベンのイッペン読んでみ!
「一茶」藤沢周平著
“痩せガエル負けるな一茶ここにあり”
の小林一茶です
芭蕉、蕪村、一茶の江戸3大俳聖の中で
(失礼ながら)唯一ビンボー臭さが漂うイメージでした
が
果たしてそうでしたw
タニマチに寄生して優雅に暮らすことはなく
身内との財産分与に生涯苦しむなどかなり赤貧な一生でした
ただ
性生活は優雅だったようで
ご丁寧にも本人がその回数を日記に残しています
フランス人もビックリの絶倫ぶりです(気になる方はググって下さい)
生涯回数で多かったのは性行為だけではありません
本職の句作数もそうです
芭蕉1000句、蕪村3000句といわれるなかで
一茶は生涯2万作以上作ったそうです
しかも動物が登場するなどユーモア溢れる作品ばかり
「そこが面白いやん!」と評価し世に知らしめたのが我らが子規さんです
気になって調べてみたら子規はあの短い生涯の中で2万4千句以上も作ってます
はいこっちの勝ち~(身贔屓)
改めて知りとっても親しみを感じた一茶兄さんw
リリー・フランキーさんにピッタリですね
映画化も楽しみです
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