“サカ魂”スピンオフ企画・取材後記〜DF深水章生編〜
しゃべってみて凄く落ち着いているのが意外でした。
大学卒業したばかりなのでもっと今風(?)なのかと思ってました。
コメントも地に足がついているというか。
ホント、真面目でいいヤツって感じでした。
小学校の時の指導者・門家監督も「昔から飄々としていた」と言ってましたし、
堀江という穏やかな風土が彼の性格を形成したのでしょうか。
両親の教育もあったんでしょうね。
ただ、小さい頃からめちゃくちゃな負けず嫌いだったそうで。
負けた試合は「悔しくて悔しくてチームで一番泣いていた」(本人談)そうです。
やっぱり彼も“サッカー魂ヤロー”でした笑。
サッカーだけでなくプロにまで上り詰める人って
例外なく規格外の負けず嫌いですもんね。
実は私、彼が中学の時の試合を実況しているんです。(深水君の同級生のお母さんである岩本さんに言われるまですっかり忘れていました。スイマセン。2000年愛媛県ジュニアユースサッカー選手権決勝愛媛FCジュニアユース2-0西条東中学)
その試合を見返すと深水君は当時はボランチでいい仕事してるんです。
でも私の実力不足で彼の上手さをちゃんと実況してないんです。
経験も浅かったので
ついつい攻撃的な八板君とか尾花君ばっかり追いかけていました。
ダメアナウンサーの典型でした。申し訳ない。
深水君は14年前、愛媛FCが最初にサッカースクールから立ち上げた時の
1期生なんです。
あの時の小学生がトップチームで入団するなんてなんか運命を感じます。
これまでもユースから他チームを経てトップチームへというのはありましたが
ジュニアユース、サッカースクールからというのは彼が初めて。
愛媛FCの未来の為にもこの流れを大切にしていきたいですね。
そしてはやくユースから直で入団する
“地元生え抜き高卒ルーキー”を見てみたいもんです。
その意味でも後輩達、ユースの選手が深水君のプレー、言動に注目しています。
深水君がトップでも成功すればするほど
後輩達の通る道は綺麗に整備されます。
たくさんの期待とプレッシャーが彼にかかることになりますが
余計な心配をしているのはこちらだけで
しゃべり方と同じように
そんなものは飄々と乗り越える
“ストロング・ハート”、“ストロング・ウィル”の持ち主だという気がしました。
さあて、次回のサッカー魂ヤローは…