2015.09.30
ロッベンのイッペン読んでみ!
「しんがり 山一證券 最後の12人」 清武英利著
野澤社長が号泣した会見を覚えている方も多いでしょう
絶対にないと思われていた巨大証券会社の破綻
1997年に世間を騒がせたこの大スキャンダルを
真相解明したのはなんと身内である山一の社員チームだった
沈み行く巨船から誰もが逃げ出す中、
最後まで清算業務をした12人のサラリーマン達
しかも著者が“清武の乱”で有名になった本人だと知れば
手に取らざるを得ませんでした
中身も細かい振り返りと描写でハードボイルド
真実に迫るごとに野武士に見えてくる無名のビジネスマン達
これノンフィクションなんです
メッチャカッコいいです!
是非、著者には次回作でナベツネを主人公にして欲しいです
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