2014.07.17
ロッベンのイッペン読んでみ!
「甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実」 中村計著
早速、高校野球モードに切り替えました
甲子園での奇跡といえば
“松商―三沢再試合”や“奇跡のバックホーム”など
野球王国・愛媛に相応しい歴史に残るものが結構ありますが
(5敬遠も広く捉えれば愛媛関連?)
よく考えると“何もしていない”のに歴史に残っている大事件といえば
唯一ではないでしょうか
それだけに他の奇跡とは異質な光
しかも鈍い光を放ち続けているようです
その光の謎、意味を知りたがっていたファンは多かったはず
やられた星稜、仕掛けた明徳義塾双方の意見に頷いてしまうのは
関係者全員に細かく取材をしている筆者の文章力が高いから
読後は馬淵監督が地元出身だという贔屓目を省いても
あの大事件を納得できるようになります
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