今治といえば

焼き鳥、バリィさん、焼き豚玉子飯、高校野球・・・そして

そろそろ“サッカー”を入れていいのかも知れない

トップチームではJリーグ入りを目指すFC今治

高校ではインターハイ初出場の今治西

少年サッカーでも今治勢の上位進出は

当たり前となってきたと思ったら

中学生年代の最強を決める今大会で

なんとベスト4のうち3つが今治のチームとなった

【準決勝第1試合:FC今治 3-1 今治西中学】

試合が動いたのは後半

17番竹本(マン・オブ・ザ・マッチ)の投入で

完全に主導権を掴んだFC今治

10番浅海や8番宇都宮など

繋いでビルドアップが出来る

能力の高い選手が揃います

JFL入りを目指すトップチームの

下部組織として今年誕生

名門・今越FCから

名前が変更したばかりのチーム創立元年

記念の年にビッグタイトルに王手をかけた

終了間際に8番越智のFKで一矢を報いた今西

7番三好の前への推進力は迫力があった

【準決勝第2試合:今治立花中学 2-1 小野中学】

総体チャンピオンの立花と

超中学級GK伊藤のいる小野

中体連同士、注目のカードでも

今治の勢いは止まらず

先制は小野だったが

時間がたつにつれ流れは立花へ

1点目は9番眞部の強引なドリブル突破から

2点目はロスタイム

27番レフティ片山が直接FKを右隅へ

長身の伊藤が伸ばした左手も届かず

最後まで諦めない粘りが劇的な逆転劇となった

一方、

小野はGK伊藤だけでなく

ミドルシューター19番稲井

大型ボランチ17番佐伯

野人スピードの29番井上

闘魂CB、91番茅田など

トップレベルのタレントが多い

上のカテゴリーで

どれだけ成長するのか楽しみだ

さて

大会史上初となる

今治ダービーの決勝戦

(10/20午後1時、11/30午後3時テレビ放送 解説・元愛媛FC黒田・レジェンド・一則氏)

四国大会の出場権は両チームに与えられるが

優勝のタイトルは一つだけ

いつの時代も永遠に語り継がれるのは

チャンピオンチームだけだ