2013.05.22

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「震える牛」 相場英雄著

文庫化されるのを待ってました

面白かったです!

書籍だけでなく食べ物でも何でも

安いものに飛びついてしまう自分が

少し恥ずかしくなりました

日本中で巨大ショッピングセンターが林立

一方

町の商店が消えていき“町の顔”が見えなくなるのを

憂う主人公の刑事

ある未解決事件を地道に追いかけていくと

巨大ショッピングセンターにたどり着く

そこには食の安全とは名ばかりの

驚愕の事実が隠されていた

2つのストーリーが繋がる展開も

登場するキャリア、ノンキャリアの警視庁側の

キャラクターもとても魅力がありました

一番信頼していた上司が実は…

みたいなオチは何となく感づいてしまいましたが

数多ある警察ものにまた一つ秀作が加わりました

4ブック