Archive for 6月, 2022

2022.06.09

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「流浪の月」

元が小説とはいえこのタイトルで損している

「孤狼の血」とカブってるのがもったいない

広瀬すず、松坂桃李、横浜流星

3大スターのスターらしからぬ

本気以上の演技対決です

幼女誘拐した青年とその少女の恋物語

ハイハイ、誘拐されたけどイイ人だったので好きになっちゃう

ストックホルム症候群のやつね~

と終盤までは何となく観ていたのです

でもすずちゃんの演技が上手過ぎてずっと観てられるな~

すずちゃん側の動機は描けてるけど

誘拐した側、松坂君側の動機が薄いな~

そこもっと深く描かないと~

なんてプロデューサー気取りで観ていたら

最後にえらい衝撃が待っていました❕

これか❕噂のシーンは❕

ラストに全ての伏線回収が待っていました

松坂君が激ヤセしていたのはこの為だったのか❕

と目をひん剥きました👀

見た目だけではわからない

ロリコン=悪という単純な先入観を覆す

ニュースやネットだけの意見を丸呑みすることが

どれだけ危険かを改めて教えてくれます

「悪人」「怒り」に続く李相日作品第3弾

「トップガン」の眩しさに隠れてしまってますが

まさに月のような名作です

4シネマ

2022.06.03

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「身近き、短き、家族かな」

本日より公開。

先ほどラジオ朝ワイドに生出演いただいたのが

主演の枡形・トムクルーズ・浩人さん。

監督は岩城一平さんです。

私も一度、ラジオドラマ「紫電改 君がくれた紫のマフラー」で

脚本を監修していただいたことがあります。

とても物静かな印象の方ですが

今回は初の映画なので

わざとベテランカメラマンに頼んで

メチャクチャ怒ってもらったそうです。

物つくりはドS…いやストイックでないと出来ないのですね。

「うちの家族では普通だと思っていることが

ちょっと角度を変えると

実は喜劇だったり、悲劇だったりすることが一杯ある。

それを劇場でのぞき見してもらいたい!」と

意気込みを語ってました。

シネマサンシャイン重信です❕

2022.06.01

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「オリックスはなぜ優勝できたのか 苦闘と変革の25年」喜瀬雅則著

筆者は「不登校からメジャーへ」とか

「ホークス3軍はなぜ成功したのか」とか

「アンダースロー論」など

ニッチなテーマの著著が多いサンケイスポーツの元番記者さんです。

1996年イチローと仰木さんで日本一になってから25年

オリックスブレーブスに

オリックスブルーウェーブに

近鉄バファローズに

そしてオリックスバファローズに何が起こったのか

番記者から見た裏側を細かく書いてくれてるので

メチャクチャ面白かったです!

ファンじゃなくても面白いと思います。

がんばろうKOBEから

近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブがどうやって合併したのか

その時、仰木監督は?梨田監督は?

宗、吉田、山本、紅林、ラオウ、T-岡田をどうやって

発掘し育てたのか

そのすべてが書かれています。

ああ、面白い!

面白いけど・・・

なんで今年は弱いの???

それもまたオリックスらしくて好きです

ハタダの社長に貸してあげよっと

4.5ブック