Archive for 10月, 2019
ロッベンのイッペン読んでみ!
「白い衝動」呉勝浩著
かつて異常犯罪を起こした鬼畜男性と
これから殺人をしたい衝動が抑えられない男子高校生
得体のしれない2人に挟まれた女性スクールカウンセラーは
果たして次の惨劇を止められるのか
それともー
という入口はかなり引きが強かったのですが
結局、作中で新たな殺人事件は勃発せず肩すかし
心理学者同士の丁々発止は迫力がありましたが
読みたかったのはシリアルキラーがどう思い、どう行動するのか
なぜそんな残虐になったのか
フィクションとしての怖いもの見たさ欲求は満たされないままでした
それに引き替え
〝ホアキン・ジョーカー様〟の狂気とカリスマ性よ
貴方を思うと未だに脳の深部がヒリヒリと疼き
またお会いしたくなるのです
また観に行こうかな
3ブック
えさシネマ倶楽部
「アド・アストラ」
セレブは一度宇宙服を着たがる節っていうのはホントですね
今度はブラピが宇宙服を着ました
そこで、最近のこの手の宇宙服系映画を勝手にランキングしてみました
第5位「オデッセイ」
第4位「ファースト・マン」
第4位タイ「アド・アストラ」
第2位「ゼロ・グラビティ」
第1位「インターステラ―」
1、2位が抜けてますね
3.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「ジョーカー」
期待通り良かったです
でも・・・
それ以上ではなかった
「her」以来大ファンのホアキン・フェニックスの怪演振りには大満足
スクリーンに彼が出てくる毎ににじみ出る気持ち悪さ
クリーピー感はサイコーです
そこにカッコよさもある
ヒース・レジャーを超えたかと言われれば…
そこまでではない
続編を観て決めたいかな
で
何かが無いなと思ったら「バットマン」なんですね
バットマンがまだいない(少年)ので対決をしない
ということはバットモービルも大爆発もない
「バットマンシリーズ」と比べるとどうしても地味になりますが
その分逆にリアルで
一人のオタクがどうやって狂人になるのかというストーリーは
アカデミーが好きそうだなと
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「慈雨」柚木裕子著
久しぶりにゴリゴリのミステリーを読みました。
しかも警察ものでまっすくな若手刑事と実直なベテラン刑事が主人公で
少女誘拐事件の真相に迫るという王道ものです。
リタイヤしたベテラン刑事が四国遍路を巡り
そのベテラン刑事の娘と付き合ってるのが現場で奮闘する若手刑事
追いかけるのは少女を凌辱した憎き鬼畜
あるあるの内容で先が読めるッちゃあ読めるのですが
最後犯人が捕まった時はメチャクチャスッキリしました!
はやり筆者の文書力でしょう
外したくない人
奇をてらいたくない人
おススメです
4ブック