Archive for the '未分類' Category
ロッベンのイッペン読んでみ!
「ブルー・ゴールド」(真保裕一著)
選挙もあり水問題が旬な愛媛県人として
“水(みず)と金(かね)”がテーマの本作は
大変興味を持って読み始めました
が
途中からはややこし過ぎて辛くなりましたね
複雑にすることで敢えて
その世界のディープさを表現しようとしたのでしょうが
読み手に伝わらなければ興味がなくなってしましまいます
「ホワイトアウト」「アマルフィ」とまでは
いきませんでしたね
3ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「播磨灘物語」(文庫版1〜4巻:司馬遼太郎著)
ダウンタウンの松ちゃんがテレビで
好きだと公言したことで再注目された黒田官兵衛(如水)
私もその口です
秀吉に仕えた天才軍師
著者のあとがきで
「つい先ほど(官兵衛に)会って来たかのように書き終えた」
「友人を持つならこのような男がいい」
と書いてるんです
ってことはこの4巻という大作を
街中でフラッと親友に会ったような喜びと気楽さと安心感で書いたってことですよね
何度も言ってますが
天才の技量は凡人には計れません
4ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「かたみ歌」(文庫版:朱川湊人著)
朱川ワールドは初体験でした
INAZOイベントの後、ラジオディレに勧められて
そのまま購入
幽霊の話なのにやさしい気持ちになるんです
アーケード商店街で起こる心霊現象が
ショートストーリーになって繋がっていきます
ただのハートフル物語でなく
背筋が寒くなるような恐さもあるのが
流石、直木賞作家
同じように昔隆盛を極めたが今は寂れた商店街育ちの
私にとって
とってもノスタルジックな作品です
昭和の商店街って良かったなあ
4ブック
えさシネマ倶楽部
「キャタピラー」
寺島しのぶさんがベルリン国際映画祭で
銀熊賞受賞で話題の本作
戦争映画です
手足を失った軍人に尽くす妻
寺島さんの裸体はお美しいです
でも圧倒的に辛いです
ずっと肩に力が入ったまま見てました
最近、「永遠の0」(本)と「YASUKUNI」(DVD)などに触れ
日本国が歩んできたこのどでかい史実は
“太平洋戦争”なのか
“大東亜戦争”なのかよく考えます
前者なのですよね
でも、兵隊さんは悪くない気がする…
どうころんでも“戦争”は良くないんですよね
じゃあ“坂雲”もナシじゃないのかとか
ふと考えます
答えが出なくても考えないよりはましかな
もうちょっと勉強します
4シネマ
えさシネマ倶楽部
「ナイト&デイ」
予想通りトム・クルーズがカッコよくて
キャメロン・ディアスがカワイイです
CIAから狙われた一匹オオカミが
ひょんなことから出会った美女と
ありえないような状況から逃亡し
裏切り者の汚名を返上するという
これまで何万回と繰り返された“ザ・ハリウッド”ストーリー
人生の参考には全くならないけれど
映像の迫力とテンポの良さ
そこにトムとキャメロンがいれば
そこそこ楽しめます
「今はMI4の撮影をやっている」とトムが語ってましたが
本作をそのまま放映しても
分からないと思いますよ
3.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「アリアドネの弾丸」(新刊:海堂尊著)
人気の“バチスタ”シリーズ最新刊
実を言うと以前トライしてあまり面白くなくて途中でやめました
でも映画を見て白鳥技官を阿部ちゃんとして
想像しながら読むとわかりやすくて面白い
著者が現役の医師だからこそのマニアックさがあります
3.5ブック
済美・藤本、衝撃の“ハット”デビュー!
今日開幕した高校サッカー選手権愛媛県大会
宇和島丸山公園での第2試合は済美の攻撃が爆発し
7−2で吉田を下した
済美は注目のストライカー、14番藤本がハットトリックの活躍
藤本は試合開始2分ドリブルで3人をかわすと
ファーストシュートであっさり先制
「最初のゴールがよかった」と手ごたえを掴むと
初の選手権をハットトリックで飾り最高のスタートを切った
ただ、チームとしてはCBの主将・上田を欠いていた(出場停止)としても
前半の立ち上がりに2度吉田に追いつかれるなど
課題の守備で不安を残したままとなった
「次の松山工業戦は国体のチームメイトだった中盤の松下選手を
自由にさせるとフォワードの東野選手に簡単にやられるので
僕が点を取るのはもちろん、前線からの守備をしっかりやりたい」と
大一番を前に気を引き締めていた
一方、第1試合の大洲対南宇和はなかなか決定機を生かすことができず
PKの末、南宇和が勝利し伝統校のプライドを保った
こちらも次の2回戦は第1シード・宇和島東との対戦が注目となる
(試合結果商材はHP速報で)
えさシネマ倶楽部
「悪人」
期待通りよかったです
3回泣きました
原作を読んだときは主演の二人が
美男美女すぎるのではないか
出会い系で知り合ったものどうしの
悲哀がでないのではないかと勝手に危惧していましたが大丈夫
というよりはこの映画は主役が樹木希林で
準主役が柄本明と思ったほうがいいですね
この二人がいまさらながらとにかく秀逸です
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「阪急電車」(文庫版・有川浩著)
見つけた瞬間、ソッコウ手に取りました
私、住んでたんですまさにそこに!
阪急今津線で起こる小さな奇跡や幸せを
各駅ごとに書いています
細かいところまでリアルに想像できるんです
しかも主人公の最寄り駅が小林(おばやし)駅で
私もそこでした
ボッロいアパートでしたが
住んでた頃は貧相な町やなあ(夙川とか芦屋と比べると)と
思ってたのに
筆者の手にかかるとこんなにも素敵な町になります
でもホント、神戸の西宮とか宝塚のあの辺は
独特の文化があるんですよね
東京や大阪がどうであろうが
うちらはうちらやし〜なんしか〜みたいな
そういうのがずっと大好きで離れたくなかったんだけど
またあのマロン色の電車に乗りたくなりました
4ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「永遠の0」(百田尚樹著)
「最高に面白い本大賞」1位作品
特攻隊の話です
著者がテレビプロデューサーで処女作でもあるので
最初は文章の拙さが気になりますが
戦争の悲惨さや理不尽さを
特攻隊員として主人公目線で描かれているので
引き込まれていきます
どこまでも実直なキャラクターが
「沈まぬ太陽」の恩地元とカブります
戦争を知らない私でも
テロと特攻の違いがよくわかりました
4ブック