Archive for the '未分類' Category
えさシネマ倶楽部
「ファミリー・ツリー」
ジョージ・クルーニーが相変わらず
いい味を出していました
でも彼はどれを観ても
「ER」の優男ドクターにしか見えません
地上の楽園ハワイでリッチな暮らし
誰もが羨む理想の生活に見えるが・・・
事故で意識のない妻
思春期の娘達とのすれ違い
そして娘から突然知らされる妻の浮気
これだけ聞くと暗い話になりがちですが
南国の良さがここから出ます
少しユーモラスに
大いに真面目にクルーニー父さんが
不器用ながらもぶつかっていきます
これが微笑ましくも考えさせられます
流石アカデミーらしくストーリーもしっかり
さらに娘もチョーカワイイ!
もっとヒットしてもいいと思いますが
会場には私一人だけでした
4シネマ
えさシネマ倶楽部
『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
いやあ、良かったですね~
話題になっていたので
はやく観たかったんですが
期待通り激アツでした
キャスティングもよく
アウトサイダー振りが良く出ていたし
憎めないラッパー達も可愛いくて笑えます
若者だけが持っている
なんだよくかわからないけど
なにかをぶち壊したい
哀愁のパワーが懐かしい
おチャラけ系だけでなく
ハードなとこもしっかりしてて
ここ最近にはない骨太な逸品
1、2も必ず観ます
ベストセラーの安直な映画化が氾濫する中で
低予算でもここまでやった
その心意気にマジ、リスペクト!
パート4、5の制作もマジ、リクエスト!
4.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「誰か僕を止めてください ~少年犯罪の病理~」産経新聞大阪社会部著
ショッキングなタイトルに手を止めました
実際に少年少女が起こした
悲惨な事件がたくさん出てきます
読みながら気になるのはひとつ
どうやったらそんな凶悪犯を生まないか
教育現場で家庭内で出来ることとは
その答えが最後の最後に出てきます
「“怒る”はダメで“叱る”こと」
言い得てますね
簡単ではありませんが
追い続けなければならないことです
ずいぶん古い本ですが
その言葉に出会えただけでみっけもんでした
4ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「大分トリニータの15年 社長・溝畑宏の天国と地獄」
木村元彦著
大分トリニータを作って、そして壊した
といわれている人物
当時もいろんな噂を耳にしました
本著のままだとは思いませんが
日韓W杯前後の大分は
良くても悪くても話題になっていました
成功しているときは救世主といわれ
上手くいかないと戦犯扱いに
私もチームの昇格を追いかけ本に書いた経験があるので
同感するところもあったり
愛媛とはえらい違うなあとビックリすることも
立ち上がり方がまったく異なりますが
その成果は歴史とファンが決めるのでしょう
サッカーと同じで
守りばかりの姿勢を見せられるよりも
どうなったとしても攻め続けるほうが
魅力的に見えるもんです
いろんな意味で身につまされました
4ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「高校サッカー監督術 育てる動かす勝利する」元川悦子著
最近、サッカーを解っているフリをして
失敗してしまったことがあったので
自戒の念を込めて関連本で再勉強!
小嶺、古沼、松澤、井田、黒田・・・
高校サッカーの名匠・第一世代が去った今
第二世代で中心となる7人の監督達を紹介
最近はすでに第三世代の台頭も目覚しい
テクニックではクラブチームに勝てないが
高校サッカーにしかないパワーが確かにあります
ただ本書に四国・愛媛の指導者が
出てこないのが寂しくも悔しくもある
3.5ブック
世界一のノリさん、来県!
なでしこジャパン、佐々木則夫監督の講演会に行ってきました
以前、岡ちゃんも来てたので
これで男女代表監督のお話を聞けました
講演スタイルも違い
それぞれの性格が出ていました
「自分で考えるチームにするための段階的プラン」
「自分の人格が変わればチームが変わってきた」
「日本人少女はサッカーに向いている」
「W杯決勝でアメリカに見たリスペクト精神」
などなど
“らしいギャグ”を散りばめながらの
フルタイム90分と5分のアディショナルタイムは
あっという間でした
益々、ロンドンが楽しみ
Jリーグの監督要請はありますかって
質問したかった~
えさシネマ倶楽部
「わが母の記」
役所広司、樹木希林
この二人がいれば失敗することはありません
大作家・井上靖氏の物語
夜中に徘徊するなど少しずつ壊れていく母と
その家族
ただテーマとしては
やり尽くされた感があり新鮮味はなかったですね
しかも最晩年をお手伝いさんのいる別荘で
過ごす境遇に共感できる人はいるのでしょうか
もっと悲惨な現実が現代にはありますし
それを差し引いても
役所&樹木さんの
これでもかというくらいの
演技合戦は見応えあり
ミムラも上手かった
3.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「ロンドン・ブルバード」
なかなか心揺さぶられる作品がなく
ええい、ままよ!(古っ)と
飛び込んだのが本作品
簡単に言えば
人気セレブ(キーラ・ナイトレイ)と
用心棒(コリン・ファレル)の恋バナ
ただ12禁(後で知りました)らしく
暴力シーンがハード
あとブリティッシュ・ノアールなので
ファッションや発音がスタイリッシュ
「ボディガード」ほどお子ちゃまではありませんが
「パルプフィクション」までは届かず
3.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「舟を編む」 三浦しをん著
今回も本屋大賞にハズレはありませんでした
ページ数が少なくて
読み応えがないかもしれませんが
逆にそれが万人ウケする要因
大家が大仰に書くよりもこれでいいんです
一冊の辞書を作り上げる物語
実直に諦めずに十年以上をかけてやり遂げます
とっても地味な世界ですが
鬼気迫り取り組むチームの姿は
「アルマゲドン」のブルース・ウィルス軍団と
なんら変わりません
言葉を生業にする者の末席として
思うところがたくさんありました
読後は辞書を見る目、持つ手、めくる指までが
今までと違うことに気づくでしょう
※カバーを外すとイラストが書かれています
一番最後に見るのがおススメ
4ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「哄う合戦屋」北沢秋著
カッコいいです
寡黙な天才軍師が天下取りを狙う
自分では日本一になる方法を知っていながら
常にNO.2としてボスを支える
ワイルドだろう~
でもちょっとカッコつけすぎかな
3.5ブック