インタビュー♪桝形浩人さん

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By南海放送

ラジオソムリエ 白☆優です♪

今回は”まっすん”こと

桝形浩人(ますがた ひろと)さん

南海放送ラジオプレゼンターです。

 

 

神戸出身

 

愛媛県を中心に活動する俳優、演出家

劇団P.Sみそ汁定食主宰。

2011年からは 愛媛FCのスタジアムDJ。

南海放送ラジオのプレゼンターとして

月曜 18:30~19:00”まっすんのこれかラジオ♪”

~そこに風は吹いているか~

http://www.rnb.co.jp/radio/korekaradio/

土曜日 23:00~23:30 ”まっすんのSEI×YES”を担当されています。

http://www.rnb.co.jp/radio/seiyes/

 

ラジオがいつも流れている家庭でしたので

ものごごろついたころからなんとなくは聴いていました。

熱を出して小学校休んだ時 ABCラジオさんの

「おはようパーソナリティ~」聴くのは嬉しかった思い出があります。

 

洋楽 ジャーニー TOTOなど

音楽に出会って とても興味を持ち始めた少年時代。

レンタルレコード屋さんに通ったり、ラジオで音楽特番などを聴いていました。

 

あるとき

浜田省吾の曲が流れていて 衝撃が走った。

「えっ!誰やろ 何!!」

ものすごく夢中になったのを覚えてます。

ラジオを聴いたときに

浜田省吾の曲紹介をしたい!!って、とっさに思った

なんででしょうね(笑)

その時 ラジオのDJや喋り手になる予定や夢などはまったく描いてはいなかったのに。

 

”浜省”は ほとんどテレビにでない。

ラジオでもそんなに頻繁には登場しない。

なかなか出会えない。

タイミングが合わないと出会えない。

でも ラジオを聴いていて 出会えた。

 

”ラジオ”は、 ”俺だけが”知っているという 優越感 特別感を

感じさせてくれるものでした。

 

”俺だけのもの” タイミングが合わないと聴けない

それだからこそ 聴けた時の 喜びがより倍増してました。

 

(白☆優)桝形さんご自身が 南海放送ラジオに出ることになったきっかけって?

 

15~16年前 ,”ころがる太陽”という演劇を愛媛で上演。

監督か脚本の方のお知り合いだったのか、

当時ラジオ部長になりたての田中和彦さん(現在南海放送社長)が観に来られてたんですよ。

終演後 楽屋にきてすごい勢いで(笑)

「君、本当にいい声しているね。声がいいねラジオ出てみない!」

「誰やろ?」って(笑)

神戸出身の桝形さんは 当時 愛媛のことをまだよく知らなかったので

そういった反応になってしまったそうです(笑)

 

その時 一瞬「浜田省吾に会えるかも!」と

少年時代にラジオを聴いた瞬間

なぜか浜田省吾の曲紹介をしたい!ととっさに思った自分と

タイムスリップするみたいに繋がったんです。

 

(白☆優)点と点が なにか長い時間を経て 急に繋がった感覚ですね♪

 

南海放送ラジオプレゼンターになって 桝形さんは

アナログRADIOあっとまーく 王様の耳?ロバの耳!INAZOなど さまざまな番組を担当されます。

 

プレゼンターになってから “みなさん”とどうしてもよびかけられない。

自分にとってラジオは”自分だけのもの”だったので

聴いている人には ”あなた”ひとりという気持ちで話している。

どうしてもそうなってしまう。

今もこれからもたぶんずっとそうやと思います。

 

(白☆優)その後 浜田省吾さんには会えたのですか?

 

結論から言うと「ご本人にはまだ会ってません(笑)」

でも浜田省吾のバックバンドの古村 敏比古さん

と中四国1時間のラジオ番組で共演できて

自分にとってはもう夢のような時間でした。

番組内で浜田省吾の 歌詞の解釈を語るというコーナーを作りました。

メールや電話などでリスナーの方と 解釈を言い合うのがめちゃめちゃ楽しかった。

 

 

「四国クローバーネットおやつドキッ」では番組の企画で

”四国旅情”っていう歌をCD出したこともありましたね~。

(白☆優)歌手デビューしたこともあるんですね!!

そういうことになりますね~(笑)

王様の耳?ロバの耳!を担当していたころは

番宣に力をいれていて ドラマ仕立てにしたり。

当時 各番組で 番宣の賞というのがあって

賞の取り合い~。

制作するのは大変だったけど スタッフと協力して作るの

ほんまに~楽しかったなぁ。

自分自身はラジオに育てられたという 気持ちが強い

今はradikoなどが出てきて便利な時代。

それはそれでよいのですが、

チューニングしないと ラジオを聴けない良さもとても大事やと思うんです。

 

空気にあったタイミング

その時のそのタイミングが織りなす

 

すべてのシチュエーションがうまく合ったとき

格別なラジオの空間が広がる。

 

心のチューニングがぴたっと合う じぶんが見つけた曲って思える感覚。

はなっから合っているわけではない チューニングが

霧が晴れるがごとく ピタッと合う瞬間。

そこにいる、この、感覚を大事にしていきたい。

 

個人的なメディア 私的なものそれが ”ラジオ”の魅力だと

思うんです。

 

”イヤフォンでラジオを聴く”というのが

大人っぽい雰囲気で、少年時代 イヤフォンでラジオを聴くのが

とても嬉しかったな。

憧れのような。いまだにそれはありますね。

 

舞台とラジオは近い

なんと表現したらいいか・・

見ばわかるという表現も大事。

ラジオは物事を掘り下げるというキャッチボールで進んでいく。

喋り手は耳のいいリスナーに育てられ

リスナーはうまい喋り手によって育てられる。

 

ラジオじゃないと気がつかない、

ラジオじゃないと伝わらないこと、

追及すべきじゃないかなと これからもずっと。

と話してくださった 桝形さん。

喋り手としても ”リスナー”としても両面から

ラジオを愛しているのがすごく伝わってきました。

 

【おまけ】

”まっすんのこれかラジオ♪” はちょっと変わっていて(笑)

 

その年1年の間に番組に出た ゲストを一堂に集めて

忘年会をするのです。(それもちゃんと会費制で(笑)

これって全国のラジオ番組を見渡しても

かなり珍しいことだと思います。

2015年私もラジオソムリエとして たまちゃんと出演させてもらったので

私達も忘年会に出席しました。

愛媛にゆかりのある 漫画家・お菓子屋さん・フリーライター etc etc 色々な方々が

参加されていてとても賑やかなものでした♪

その席で 宇和島出身のシンガーソングライター

”花れん”さんとお知り合いになりました。

 

この春、 東京 中目黒で”花れん”さんのライブがあり

行ってきました。

 

 

”まっすんのこれかラジオ♪”の挿入歌にもなっていた

”古の風(いにしえのかぜ)”も演奏してくださいました。

この曲は ”花れん”さんが 宇和島の実家の玄関にある

木蓮の花を思い浮かべながら 望郷の思いを描いた歌だそうです。

優しくて、でも強さもあって 心を包み込んでくれる曲

東京の中目黒で聴いているのに

私も愛媛で過ごした日々を思いだして 思わず涙が出てしまいました。

ラジオ番組”まっすんのこれかラジオ♪”が繋いでくれたご縁なのでした。

 

ラジオソムリエの白☆優でした♪

*四国旅情*

*四国の名所・名物を詞の中に折り込んだ歌を 旅情たっぷりのメロディにのせた曲。歌うのは 四国各県のパーソナリティ。

香川・西日本放送から 白井美由紀
徳島・四国放送から 福井和美
高知・高知放送から 井上琢己
そして南海放送から 桝形浩人