ラジオソムリエの白石優子です。
今日、10月26日(月)小林真三のザ・INAZOライブは
東京プリンの伊藤洋介氏がゲストでした。
あれ、東京プリンは二人組だったはずなのに、
今日はおひとりでいらしたのかなと思いながらラジオを聴いていました。
実は、もうひとりのメンバー 牧野隆志氏は・・・「肺腺がん」で
去年の2月に他界されていたのです。。。
驚きました。
3年半ほどの闘病生活の中で 牧野氏は
「おれ、よくよく考えたけど
命に限りがあると実感して、思いっきり好きなことができるじゃないかと。
この3年間誰にも負けないくらいめいいっぱいやりたいことをやって死んでいく、それって考えたら幸せじゃん」-。
その通りに生きて逝ってしまったそうです。
東京プリンの歌は楽しいコメディタッチのものが多いのですが、
「東京プリン」としての最後の曲は、
牧野氏と伊藤氏が”毎日毎日をこう過ごそう”とちいさなことも大きなことも含めて3年半弱
やりとりしたメッセージが込められています。
「明日笑っていられるように」―。
レコーディングを前に、声が出なくなってしまった牧野氏に代わって
その想いに賛同した仲間のアーティストたちが歌ってくれたそうです。
・・・・・・・胸がいっぱいになりました。
「彼が残したメッセージをひとりでも多くの人に聴いてもらえたらと思って
全国をまわっています。」と語る伊藤さん。
東京プリンとたいせつな仲間たち「明日笑っていられるように」
”毎日”を当たり前に思わずに、過ごそう。
何気ないことも大切にしていきたい、
この曲を聴いて、そういう気持ちになりました
東京プリン 伊藤洋介氏のインタビューは
MOTTO!!のアヤ担当日でも放送予定です。
<東京プリン>
1997年「携帯哀歌」でセンセーショナルなデビューを飾った“東京プリン”は
二人組。
プリンのかぶりものをし、サラリーマンとの二足のわらじを履き
その歌詞は時代の風刺を取り入れ音楽シーンにある種の衝撃放ちました。