・松山工業 4−1 松山北

スコアで見るとワンサイドに思われますが

一歩間違えればと言う薄氷でした

松工ディフェンスを戦慄させた松北の若きスピードスター達

10番清岡君を中心に11番山岡君

9番森君、7番岡田君などなど

1、2年生が中心の若いチームなので

来年も間違いなく優勝候補に食い込んでくるでしょう

非常に楽しみです

一方、

守備の要・センターバック4番の山崎君が

負傷退場する大ピンチを迎えながら

7番松下君がフォローに入り切り抜けた松工

大エース10番城本君も完全ではないのに

出場すると結果を残しています

この辺りが今年の松工の強さでしょう

「去年、一昨年の2年連続で悔しい想い(準優勝)をしているので

3度目は絶対に手に入れます」とチームの想いを口にした谷監督

攻撃と守りのリーダーが手負いの中

FAINALでどう調整してくるかも注目です

・済美 4−2 宇和島東

こちらも相当白熱しました

特に後半は宇東のペース

最後まで走り続けた選手らのプレーはもちろん

驚いたのは宇和島からやって来た大応援団の大声援

父ちゃん母ちゃんらの雄叫びで砥部は完全にホーム状態

あれだけ言ってくれると選手たちはそりゃ走りますよ

ガイに素晴らしい!

高校サッカーって選手だけでやってるんじゃない

周りの人達も一緒に戦ってるんです

…が

勝利の女神は済美に微笑みました

ほとんどの得点源である“済美の王・長嶋”こと

14番藤本君&9番青木君の強力2トップは調子良さそう

二人は得点王争いでも断トツトップ(藤本6点、青木7点)

「自分のゴールよりは勝つことが優先」と口を揃えました

決勝で彼らが決めるか決めないかが運命の分かれ目となりそうです

ところで

今日の第2試合終了後、宇東の主将・中平君が大きな声で

「全国大会に行けなくてスイマセンでした!」と

スタンドの大応援団に大泣きで一礼してました

すまないことはありません

制限された練習量の中

最後まで絶対にあきらめなかったナイスゲームを

見ることが出来て涙もろいオジさんは感謝しています

やっぱり高校サッカーってええなあ!!と

心の中で絶叫してました

あっという間に2チームだけになった今大会

ここまでで敗れてしまった君たちの想いも背負って

決勝の放送席に座るつもりです

熱い想いに節電は不要

何かが起きる記念大会

何かを起こせ記念大会

決勝は来週土曜午後1時35分、キックオフ!