Archive for 4月, 2017

2017.04.13

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「ゴースト・イン・ザ・シェル」
「ナイスガイズ!」

まずは「ゴースト~」から

ご存じ「攻殻機動隊」を原作としている話題の1本

といってもほとんど知らないのでノー知識のまま鑑賞

「ブレードランナー」+「ルーシー」+「アキラ」です

街のイメージは「ブレードランナー」そのままですから

30年前なのにどんだけ凄いねん!って感じですね

AI(人工知能)もののメインテーマは

ロボットには“愛”があるのか?ってこと

それ系でチョーおススメなのが(マイナーですけど)

「her」と「エクス・マキナ」!

前者はAIとの純愛、後者は最後に笑けるくらい思いっきり裏切られます

両作とも名作

「ゴースト~」のスカーレット・ヨハンソンが「her」にも出てます(声のみ)

声だけなのにメチャカワイイ!マジで

「エクス・マキナ」のロボ・エヴァも体スケスケなのにメチャカワイイ!ガチで

見ながら惚れてまうやろ~を連発してました

今から言っておきます… 

こんな時代が来たら迷わずロボットでもいきます!

…そして「ナイスガイズ!」

はは~んプロデューサーさん、これシリーズ化しようとしてますね!

バレバレですよW

主演は今を時めくライアン・ゴズリングとラッセル・クロウ

二人が骨太な探偵です

いわゆるバディ(名コンビ)映画ってやつですね

「マイアミ・バイス」のドン・ジョンソン&フィリップ・マイケル

「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソン&ダニー・グローバー

「探偵物語」の松田優作&水谷豊

あげていけばきりがありません

ただの汗臭いだけでなく70年代のポップさと

ゴスリングの娘(アンガーリー・ライス)がCUTEなので

むつこくなく観られます

共に4シネマ

2017.04.06

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「グリーンルーム」

昨年自動車事故で亡くなったアントン・イェルチンの主演作

「ターミネーター4」でカイル・リース役をしていたといえば

思い出す人も多いでしょう

売れないパンクバンドが迷い込んだのは

ネオナチが蔓延るライブハウスで

そこで殺人事件が起きるというアナーキーな設定

予想通り痛々しいシーンが連続します

がどこかスタイリッシュな映像と感じるのは「ブルー・リベンジ」の

ジェレミー・ソルニエ監督だからなのね

3.5シネマ

2017.04.03

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「蜜蜂と遠雷」恩田陸著

ラジオドラマにかかりきりで

映画と本を疎かにしておりました 情けない

さすが直木賞に外れなし

ピアノコンクールに挑む若き天才コンテスタントの物語

凄いのは「素晴らしい演奏でした」という表現を

500ページにわたって文字に書き起こしてるということです!

何人ものコンテスタントが

何回もコンテストでクラシック曲を演奏する

同じようなシーンが繰り返されるのに

まったく飽きないこれぞ超絶技法!

表現力が湯水のように湧き出ている(←この表現力のなさが既に凡人)

文字で音を表現するという神業を成し遂げたのが本作です

なので敢えて軽々しく映像化してほしくない

読後、クラシックコンテストに行ってみたくなります

次の生放送でトークのカデンツァを発揮するぞ!

著者と登場人物に触発されまくりです

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