Archive for 4月, 2019

2019.04.28

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「愛がなんだ」

評判通り成田凌がいいです

グズグズな男子役を完璧にこなしてます

さすが異常今治タオル性癖者w

その彼に

偏屈な片思いをしているのが岸井ゆきの

こちらもいい感じで異常ですw

よくあるキラキラ男女のありえんやろっっていう

ペラペラな恋愛ものではありません

リアル感を突き詰める角田光代ワールドを

完全に映像化できています

この二人の愛ってなんだ?って思えますし

愛がなんなんだ!とも思えます

キネ旬は好きな作品ですね

4シネマ

2019.04.25

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ著

後半に中島みゆきさんの「糸」が出てくるんです

〝縦の糸はあなた 横の糸は私

織りなす布はいつか誰かを 暖めうるかもしれない〟

このフレーズが終盤でガッツリはまります

本屋大賞は総じて女性受けする(個人的感想)モノばかりが

受賞していてちょっと噛みごたえがないのもあります

でも本作はそれが嫌じゃなかった

良い人ばかりが出てきますが

ホッコリ感動を〝カツアゲ〟するような質の低さはありません

この世界観をそのまま現実に持ってこられると

キツイものがありますが・・・

3.5ブック

2019.04.02

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「ヒキコモリ漂流記 完全版」山田ルイ53世著

久しぶりの良本との出合いに一人驚喜しました

面白すぎます

だって読みながら

「あ、このままだとあっという間に読み終えてしまう」と思い

わざと読むペースを下げたくらいです

著者は〝ルネッサーンス!〟ギャグでお馴染み?の

お笑コンビ、髭男爵のツッコミ担当の大きい方です

文才がありまくり!

元々東大を目指すくらいの天才だったらしいので

カシコなんでしょうね

ただタイトル通り、そこから真っ逆さまに転落していきます

自身が6年間引きこもった話をメインに書いてるのですが

声を出して笑いました

例え方とか文末の一言とかがゼツミョー

髭男爵の漫才よりもメチャクチャ笑えます(失礼!)

さらに愛媛大学にちょっとだけ(中退)いたというのですから

縁を感じずにいられません

又吉さんあたりからでしょうか

オードリー・若林さんといい南キャン山里さんといい

今の〝芸人本〟はハードルがメチャ上がってます

これから書く人は大変だと思いますよ

読者はちょっとやそっとでは満足できなくなるでしょう

4.5ブック