Archive for the '未分類' Category
ロッベンのイッペン読んでみ!
「天地明察」(冲方丁著)
やっと読めました
「本屋大賞」はハズしませんね
渋川春海が暦を作るまでの大プロジェクト
理系の話なのでとっつきにくいかと思いましたが
冒頭の難問をあっという間に解く謎の男が登場する件は
映画「グッド・ウィル・ハンティング」を彷彿とさせワクワクします
自分の夢を追いながら本職もキチンとこなし
でも大事なところで挫折するなど
我々、サラリーマンが大いに共感出来る作品
主人公はもちろん
教科書で名前しか知らなかった
関孝和や山鹿素行などのシーンを読むごとに
彼らに血肉が付いて行くのが楽しかったです
4ブック
えさシネマ倶楽部
「ヒーロ―ショー」
主演のお笑い芸人・ジャルジャルはうま下手で味がありました
あと登場人物の細かいキャスティングは
井筒監督らしさが出て好きでしたね
他にも暴力シーンなどの“らしいリアルさ”は健在
ただ「パッチギ!」的なものを期待していると
後味は良くないかも
3.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「トイストーリー3」
職権乱用でまたお先に見させていただきました
スイマセン
しかもディズニー・ピクサーの
キャラクターデザイナー、ボブ・ポーリーさんに
インタビュー&イラスト講座も受けさせてもらい感動です!
ボブさんはああこの人だちが作ってるから
ディズニーって面白くて夢があるんだろうなあと
思わせてくれる超いい人でした
アメリカなどではテディ・ベアのように
親からおもちゃを受け継いでいく習慣がありますが
大いにマネしたいと思いました
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「夜行観覧車」(湊かなえ著)
「告白」と同じように一日でサクッと読め
「告白」と同じように各章ごとに語り手が変わります
が
凡作ですね
完成度、ショッキング度は遠く「告白」には及びません
映画を見てすぐ「告白」を読みなおした後
本作を読んだのでその違いが鮮明でした
家庭内暴力や近隣トラブルなどは
身近なので引き込まれましたが
妻が夫を殺した肝心の動機が薄すぎました
3ブック
えさシネマ倶楽部
「告白」
面白かったです
というより強烈だった
ずっと胃のあたりとつままれたまま観ていた感じです
学校崩壊、少年犯罪、モンスターペアレンツなどなど
リアルな映像に目をそむけたくなるけれど
映像が美しい
監督さんがCMディレクター出身だからでしょうか
娘を殺された教師役で主演の松たか子も巧いが
それ以上に壊れていく母親役の木村佳乃が最高でした
映画は原作を越えられないと思っていますが
この作品はそれに並んだと言えます
原点ポイントがない
ってことで5シネマです!
今日、明屋イナゾーin MEGA平田店やるよ〜
↓のような作品に出会えるとホント幸せ
仕事だけど次の本を探すのも楽しみ
早目に行きます
しつこいようですが
クイズは1問正解で1万円分のブルカ券(マジに羨ましい)
11時に出場権を配りま〜す
雨なんかカンケーないね!
ロッベンのイッペン読んでみ!
「小暮写真館」(宮部みゆき著)
「火車」「理由」「模倣犯」「名もなき毒」
全て好きな作品ばかりですが本作は新境地です
ドロドロ殺人は出てきません
ただ「心霊写真」が出てきます
やっぱりドロドロじゃんと思ったら大違い
「心霊」というよりは「念写」です
人の想いが写り込む写真をある高校生が解決していきます
彼を取り巻く家族、仲間、大人たちがすっごく魅力的
さすがの筆力です
700ページもあって漬物石みたい(大野女史曰く)ですけど
まったく苦痛ではありません
4.5ブック
土は少年サッカー、日は明屋イナゾー
12日(土)は全日チャンピオンが決定(テレビ収録)
13日(日)は明屋イナゾー MEGA平田店で(13時からラジオ生放送)
クイズ1問正解で1万円分!のブルカ券です
みんな集まれ〜ゴ〜ルデン
えさシネマ倶楽部(DVD編)
「エスター」
9歳の少女が殺人をしまくります
お父さん役にツッコミどころは満載ですが
主演の女の子は確かにコワイ
ミニシアターランキング1位作品だそうで
ただオチにもうひと工夫が欲しかった
最後は予想通りなんとか殺人犯をやっつけます
DVDならではの特典で「もうひとつのエンディング」では
殺人犯が生き延びます
生き延びるパターンはナシだが
R指定でここまでショッキングな内容なら
最後は殺人犯から逃れた可愛らしい妹が
この事件をきっかけに第2の連続殺人者になりました
っていうオチのほうがよりショッキングだったかな
3.5シネマ
えさシネマ倶楽部(DVD編)
実話をもとにしたヨーロッパ作品を2つ
「パイレーツ・ロック」
今年の洋画NO.1かもです
相当良かったです!
イギリスの洋上で
24時間ロックを流し続ける伝説の海賊放送局
出演するDJ達も猛者ぞろいで超カッコいい
グラサンしてタバコ吸いながら下ネタばっかり
女子達(リスナー達)にモテモテ
最後は体制側に潰されそうになりながら
ロックを貫き通す
DJ映画としては「グッド・モーニング・ベトナム」に
並ぶ秀作
5シネマ
「ウェイヴ」
こちらはドイツ
「現代にナチス思想なんて存在するわけがない」と
言っていた高校生達が
「独裁」をテーマにした授業を受ける度に
どんどんナチス化していく
ドイツ人でなくとも考えさせれれる作品です
4シネマ