今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、一般社団法人Love&Safetyさいじょうのメンバーで、アウトドアショップ「クロスポイント」オーナーの久保一平さん。14年前に西条市で起きた事故をきっかけに、「川のシートベルト」と呼ばれるライフジャケットの着用を呼びかけておられます。また「えひめ川の危険MAP」「加茂川MAP」などで、美術教師だった経験を活かしたイラスト入りマップで、川で安全に過ごすためのポイントも呼びかけておられる久保さん。水の事故が増えるこの時期、「川のシートベルト・ライフジャケット」をテーマに、「ノルウェーの漁師から生まれた」「川に潜むリスク」「ラジオ出前授業」という3つのキーワードで、久保さんにを伺いました。
※番組のトーク部分を、ラジコなどのポッドキャストでお楽しみいただけるようになりました!ぜひお聞きください。
佐伯)子供たちは、そんな今まで知らなかった泳ぎ方を教わると結構楽しいんじゃないですかね。
久保)そうですね、クロールとかが苦手な子でも「なんかできるぞ」っていう。僕、授業ではちょっと飛び込み…軽い飛び込みをやってみたり、足からチャポンと落ちてみたり。
佐伯)はい。
久保)今、学校では飛び込みが禁止なので。
佐伯)あ、そうですか。
久保)飛び込みをしたことない人たちが、川に行くとみんな飛び込むんですよね。
佐伯)え、そうなんですね!意外。
久保)川の遊びといえば!というぐらい。四万十川の沈下橋から飛び込んだり、崖の上から飛び込んだりって、よく…
佐伯)子供じゃなくって、大人になってから?
久保)子どももやるんですけど、もう大人もやりますね。だいたい全ての人が飛び込んじゃうんですけど、これが事故が多くて。飛び込んだことない人が初めて飛び込むと、人が飛び込むとどうなるかがわかんないんですよね。
佐伯)まあ、そうなりますよね。
久保)なので動画とか撮ってると叫んで飛び込んでみたり、ライフジャケットなしで飛び込んだりするんですけど。
佐伯)叫んで飛び込むのもよくない?
久保)叫ぶと息を吐くことになるので。息を吐いて水面に落ちると、そのままドーンと5~6メーター沈んじゃうんですよね。
佐伯)あ、確かに「ワー!」って言ってたら息吐いちゃいますね。
久保)で、下に入ると、肺に空気が入ってないので浮かないんですよね。泳いで上がるしかなくて。でも飛び込んだことない人は、下から海底から水面に向かって泳ぐ泳ぎ方を知らないんです。クロールはできないですよね、下から上に。焦ると犬かきみたいにする人が多いんですけど、水中で犬かきをすると沈むんです、逆に。ゆっくりバタ足も小さく、手も平泳ぎの細かい動きをゆっくりしないと上に上がれないですね。これも知らないと非常に危険なんですけど、飛び込むっていうことが、ものすごい危険な行為であるっていうことを、しっかりみんなわかった上で楽しく飛び込んで欲しいなと思います。
佐伯)いや~、実際にそういったことを授業でお伝えして、授業を受けた子供たちの反応っていうのはどうですか?
久保)そうですね。子供たちはワーッて何か素直にそうなんだって聞いてくれる感じで、知識が増えてるなという実感があります。で、参観日とかで保護者の方が来てくれるときもあるんですけど、保護者の方はもうビックリして、そんなに危ないのかと。川ってそんな危ないのか、これは川に行けないって言う声も聞きます。
佐伯)へ~。でもそうじゃないんですよね。
久保)そうじゃない。と、しっかり知った上で、フィールドを選べば、川でも子供が遊んでもいいような場所を選んで、しかも準備が大切で、ライフジャケットとか知識をしっかり持った上で遊びに行くと、安全に遊べるので、ぜひそうして欲しいです。
佐伯)まずはその知識を持ってほしい、そしてしっかり準備してほしい。
久保)はい。
佐伯)で、しっかり安全に遊んで欲しいということですね。
[ Playlist ]
大貫妙子 – Summer Connection
Tracey Thorn – Hands Up To The Ceiling
Prince – I Wanna Be Your Lover
Boz Scaggs – So Good To Be Here
Selected By Haruhiko Ohno




