ゲスト:編集者・ライター 大木春菜さん

今週、坂の上に訪ねて来てくださったのは、編集者でライターの大木春菜さん。SNSや紙媒体などを通して、個性的なイラスト、洗練された文章で愛媛のトレンドを発信されています。「情報発信のよろず相談人」でもある大木さんに、SNS発信のポイントについて尋ねると…。


 

佐伯)南海放送も今 SNS で言うと、公式の Facebook それから公式 Twitter 、南海放送ラジオの公式Twitterというのが大きくありまして、最近はニュース、報道部の公式 Twitter ができて、また各番組でも Twitter があったりだとか、いっぱいメディアがあるんですけれども、これ大事なことってやっぱり発信の頻度だったり?

大木)そうですねぇ、使う SNS によって違うんですけど、インスタとかは数ではなく質っていう…

佐伯)え???

大木)とにかくいい写真をアップして、プロフィール画面を見た時の統一感とか美しさとかでフォロワーが増えてくっていう感じなんですけど。Twitterはもう「絡み力」という…どれだけ Twitter 界にいる人に仲良くできるかどうか、っていうところが結構カギなんじゃないかなと思って。わりと特性が違うので、あと「どの SNS を使ったらいいか」っていうのも、持ってる人の本質とか何かそこら辺と関わってくるので、そこら辺もちょっと一緒に相談しながらやってるっていう感じ。

佐伯)何でもやりゃいいってもんじゃないんですね(笑)

大木)器用な人は全部やってたりするんですけど、たまに「もうこっちは捨てましょう」っていう時も あります。

佐伯)インスタであれば「量より質」、Twitter は「コミュ力」みたいな話でしたが、

大木)そうですね、「コミュ力」大切ですね。

佐伯)あのリプライがいっぱい来たのに対してとか。

大木)ですね。それとか、ちょっとエゴサーチっていうか、関連のあるキーワードで検索して、それ関連つぶやいている人に対して絡んでいく。コメントで絡んだり、リツイートしてあげたりとか。なんかTwitter 上でも、なんとなくの人格って分かってくるので、ちょっと気が合いそうな人と友達になってみたりとか、オンラインで。

佐伯)引っかかるハッシュタグとか?

大木)あ、そうですね!ハッシュタグも、もうホント「ググるよりタグる」と言われて長くなってきましたけど、ハッシュタグもその時々で流行りって全然変わるので、その時々に合わせて戦略的に使ったりとか。

佐伯)今流行ってるハッシュタグって何なんですか?

大木)えー、何だろう?今Twitterだったら最初にトレンドが上がっているので、それとかを使ったりとかするんですけど。インスタとかも、もうホント結構はやりが早く入れ替わってくるので…

佐伯)やっぱり早いんですね。どのぐらいのサイクルですか?

大木)ま Twitter だとホント1日で変わるし。インスタでいうと、独自のハッシュタグを作ったほうがいいという説もあるので、流行りというより「なんだろうこのハッシュタグ?」って思わせるのも一つの作戦だったり。私、「note」っていう SNS を使ってるんですけど、noteだったらハッシュタグで色々キャンペーンとか。「今月はこのハッシュタグで募集します」とかもあったりとかして。そうですね、なんか本当、媒体によってやっぱり使い方違ってきてるなって思います。

佐伯)noteっていうのは、ちなみにどんな人に向いてて、どんな使い方ができる SNS なんですか?

大木)noteは、私、今愛媛で一番推してる SNS かもしれない(笑)。お客さんとかにもめっちゃ勧めまくってるんですけど、noteは、どちらかって言うとブログ寄りのSNSで、文章を書いたり音声コンテンツもあげられるんです。創作したい人に向いてる感じで、ちょっとあんまり音声で伝わらないかもしれないんですけど、なんか静かなプラットホームというか。創作に専念できるようなすごくシンプルな作りなので、書いてある文章、上がってくる文章も結構エッセイ的な感じのものが多かったりとか、あと漫画がアップされてたりとか。色々創作したい人の味方になってくれるプラットフォームなので、感情とかもすごい伝わりやすい気がしてて。例えば「こういう思いで物を作ってます」っていうことが、すごくそこから伝わってくるような感じがあるので。私は結構人柄とかを伝えた方がいいと思ってるので、noteをいろんな方に薦めています。

大木さんのTwitterで「坂の上のラジオ」収録についても発信してくれてました。大木さんが御夫婦で立ち上げた株式会社せいかつ編集室のページにも素敵な情報がいっぱい!

https://shs2.com/

 

 


[ Playlist ]
Keller Williams – Love Handles
Laura Marling – Cross Your Fingers
Louisa Marks – 6 Sixth Street
Maria Muldaur – Midnight At The Oasis
Madeleine Peyroux – I’m All Right

Selected By Haruhiko Ohno