2007.08.14

えさシネマ倶楽部〜DVD編〜

Author: ロッベン江刺

「墨攻」

当番組のDに薦められて観ました・・・が
騙されました。
僕の嫌いなタイプ(合コンにジーンズで来るようなタイプ)でした(意味不明)。
策士が一人で敵に向かうストーリーには惹かれたけれど、
キャスティングがありえない。
アンディ・ラウはいいとしましょう。
主人公ですから。
ただ、その他のキャストですよ。
中国の悪い癖が出ちゃいましたね。
悪いヤツは見るからに悪い顔。
いいヤツはパッチリおめめで見るからにいいヤツ。
裏切ってしまう農民は見るからに卑屈な表情をしています。
(ヒロインは観月ありさそっくりで可愛かったけれど)
演技も悲しい時は悲しい表情。苦しい時は苦しい表情だけ。
お前は高島○伸か。
そうじゃないだろ。
誰の心にも善悪が混在しているのだよ。笑顔の中にも僅かな悲哀があるんだよ。
「LOVERS」「グリーンデスティニー」から変わっていない。
ダンボール肉まんの後味がしました。
辛口です。
・・・3シネマ

「unknown」

目覚めると記憶喪失。
密室には血まみれで倒れている男たち。
「SAW」のような入り方で
ちょっと期待したけれど
その後はツッコミどころが多くて弱くなります。
ただ、主要人物たちがみんな
あ、この人あれに出とったな〜という脇役だらけだったので
その映画を思い出す作業が楽しかった。
オチはgood。
・・・3.5シネマ