6/4(火)Cha-kaドロップ♪

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By番組スタッフ

今回から火曜日の『What’s Up?』はシンガーとダンサーのコンビでお届けします。

Cha-kaがドロップした曲リスト

1.FUNKASTIC/RIP SLYME

【Cha-kaコメント】

高い声、渋い声、甘い声、そしておもしろ担当・・・っていう

4人のラッパーのキャラ分けがしっかりされていて、聴いていて飽きさせない。

そして、やっぱりすごいのがDJ FUMIYA。

昔の楽曲を取り入れつつ、ビートの効いたサウンドが特徴で

間奏のところにパーカッションとか

ファンキーな音を投入するんで、それが曲の引き締め効果にもなっている。

全体的に楽曲をポップに仕立てて、メジャーで大成功しました。

あと、リップスライムはプロモーションビデオがどれも面白い。

この曲では、清掃員に扮したメンバーが

高級ホテルのトイレを好き放題にペンキで汚していくという内容。

スキルはしっかりあるのに、破天荒で遊び心を忘れないところが魅力的なグループです。

 

きょうは 「R&Bの異端児たち」

1990年代半ばから、R&Bのアーティスト達が

70年代のソウルミュージック(マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーなど)の

グルーブを蘇らせようという動きが生まれました。それが『ネオ・ソウル』。

流行りに逆らって、古き良き時代のスタイルを受け継いでいこうとした

アーティストたちをピックアップします。

 

2.Brown Sugar/D’Angelo

【Cha-kaコメント】

ディアンジェロは1995年デビュー。

アメリカ南部のヴァージニア州リッチモンドの出身。

自然に囲まれたゆったりした環境で育ったことが

音楽にも表れていて

この曲は21歳とは思えないくらい落ち着いた印象も受けます。

本人はマーヴィン・ゲイやプリンスに影響を受けたと言っていますが、

その頃のソウルミュージックよりも、余裕を持たせて歌っているのが特徴。

色んな音を絶えず鳴らせるよりも

空白を作ることでひとつひとつの楽器を際立たせるというのが彼のスタンス。

 

実は、デビュー前はラッパーを目指していたというディアンジェロ。

この曲には当時ヒップホップで活躍していた

ア・トライブ・コールド・クエストのメンバーも曲作りに関わっていて

ヒップホップ世代でしか作り得なかった

全く新しいR&Bを作り出しています。

曲作りで1番大事にしていることは

「何が流行っているかとか、何がヒットしているかとか、そんなことはどうでも良くて

自分が1番良いと思っていることに集中すること」だということで、

この考えがまさにネオ・ソウルの核心だといえます。

 

3.Doo Wop/Lauryn Hill

【Cha-kaコメント】

もともとは女優として活躍していたローリンヒルは

フージーズのメンバーとして音楽界デビューして

その後、ソロデビュー。

この曲は当時の若者たちの恋愛関係に対する

ユーモアを交えながらの警告で

「流行ばっかり追いかけないでもっと自分を大事にしなさい。」

というメッセージが込められています。

ラップと歌の両使いは

ヒップホップ世代のソウルの象徴ともいえます。

 

4.If I Had No Loot/トニ・トニ・トニ

【Cha-kaコメント】

これはR&Bというより、まさしくソウルという感じですが

トニ・トニ・トニは1988年

ソウルバンドが少なくなっていく時代に逆行して

3人トリオによるバンドでデビュー。

このアルバムタイトルは「ソウルの申し子」

古き良きソウルをその時代に表現したと言われています。

 

5.Hey Now/Adriana Evans

【Cha-kaコメント】

ジャズシンガーの母親をもち

幼い頃はラップが好きだったというエイドリアナ。

ラジオでかけられる曲、売れる音楽を作ることに嫌気がさして

業界と距離を置く為に、南米へ旅に出ました。

ここからふっきれたように

自分の思うままに曲作りをするようになったエイドリアナ。

自分の曲は、「ミュージック・ガンボ」

色々なものを混ぜ込んだスープみたいな音楽なんだと評価しています。

 

6.Ain’t leaving’ Without You/Jaheim

【Cha-kaコメント】

ジャヒームは

2001年デビューの35歳。

私この人の曲が大好きで、

この曲も、どこかレトロさを感じさせるけど、新しい感じもする!と

新鮮な感覚を受けて、一時期車の中で延々と聴いていました。

 

7.Age Ain’t a Factor /Jaheim

私の好きなジャヒーム、

今月久々に新曲をリリースしました。

最近ビビッとくる曲になかなか巡りあえなかったんですが

これにはしびれました!!

渋くて太い声が相変わらずソウルフルで

「年を取るほどに君は綺麗になるね」と

女性にはちょっと嬉しい歌詞。

 

8.Quickie/Miguel

【Cha-kaコメント】

耳に残る歌声が印象的。これだけゆったりしたトラックに

くっつくようにしながら、テンポを保って歌い上げるのはスゴい。

曲調が何ともいえない独特の世界観を持っていて

幼い頃からファンク、ヒップホップ、ロックなどを聴いて

色んなジャンルのアーティストから影響を受けたと言うことで

他のR&Bシンガーとは一線を画した存在だと思います。

 

9.No One/Alicia Keys

【Cha-kaコメント】

アリシアは当初、「ネオ・ソウルの歌姫」と言われていましたが

他のネオ・ソウル女性アーティストたちと違うところは

ヒップホップ色が薄いところで、育ってきた背景にヒップホップが無い。

だからこそ、柔軟性があって

メインストリームのR&Bポップの世界で大ブレイクしたとも考えられています。

弾き語りでの歌い方、声、歌詞ともに

とてもソウルフルで

私の1番好きな女性アーティストです。

 

【最後に】

1970年代のソウルミュージックを蘇らせようと活動した

90年代以降のR&Bアーティストたちをピックアップしてきました。

その時代の流行に流されることなく、良いものは良いと、

身を持って表現しようとするアーティストたちは

曲も信念も、とにかくかっこいい!!

『ネオ・ソウル』をご紹介しました。

 

6/3(月)Cha-kaドロップ♪

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By番組スタッフ

Cha-kaドロップ曲リスト♪今日は『This is 〇〇』

 

1.Who Jah Bless / LEF-T & G Whizz

【Cha-kaコメント】

先週土曜日に松山のダンス(=レゲエイベント)「BUS RIDE」に遊びに行ってきました!

イベントの中で、テンションが上がった1曲からドロップ。

松山のレゲエセレクター、えなりさんがセレクトした曲

LEF-T(レフティー)は北海道小樽出身。

日本だけでなく、本場ジャマイカで活躍するプロデュースユニット

「GACHAPAN」のバックアップで、今話題のレゲエアーティスト。

 

この曲「Jah Bless」ですが

ジャーというのはラスタファリズム(黒人の世界に戻ろう)という

宗教思想の人たちにとっての神様のこと。

旧約聖書に出てくる神「エホバ(英語ではJehovah)」の略だそうです。

Jah blessは「神のご加護を」という意味で

ラスタの人にとっては大切な言葉なんです。

 

ちなみに、ラスタの人の中には

Ja-がつくジャマイカ神の国ジャマイカと思っている人がいて

もうひとつJa-がつく国、それは世界でJapan日本だけということで

ジャマイカと日本は、ジャーでつながっていると

日本に対して特別な想いを持っている人もいます。

 

 

 

クラブミュージックにはいろんなジャンルがあります。

まずは『HIPHOP』

 

2.Walk This Way / Run DMC & Aerosmith

【Cha-kaコメント】

そもそもヒップホップは黒人のスラム街から生まれた「文化」で

ラップ、グラフィティー(アート)、ブレイクダンス、そしてDJ

4大要素があります。元々ある曲をいじってラップを乗せて自己表現をする 。

この曲もそうです。

1976年にリリースされたエアロスミスの「Walk this way」を10年後、

本人達を巻き込んで、カバーしているハードロックを取り入れたヒップホップですが

この頃低迷していたエアロスミス。この曲によって復活を遂げたということで

他のジャンルの曲をサンプリングして、

ラップを乗せてというスタイルで発展してきたヒップホップが

元の曲にまでスポットを当てることになった、歴史的な一曲です。

 

 

3.Hip Hop Hooray / naugthy by nature

【Cha-kaコメント】

みんなで大合唱間違い無しのヒップホップ!!イントロの尺八の音もお聴き逃し無く!

「ヒップホップの為に生きて、そして死ぬ」という歌詞があるように

本当にヒップホップが好きでたまらないというのが伝わってきます。

トラックも心地よくて、ごりごりヒップホップは苦手という人も

比較的聴きやすいと思います。

 

4.Jump Around / House Of Pain

【Cha-kaコメント】

1992年リリースのニュースクール・ヒップホップ。

最初の白人ヒップホップグループのひとつ。

アイルランド系アメリカ人で結成されています。

破壊的なサウンドで好き嫌いがはっきり分かれる曲。

私も最初は「うるさい・・・」と思ってたんですが

聞けば聞くほど、不思議とハマってしまいました。

荒削りで、完全に体を持っていかれてしまうグルーブを持っています。

 

 

次は『R&B』

5.One Sweet Day / Mariah Carey & Boyz ⅡMen

【Cha-kaコメント】

この曲では

一緒に仕事をしていた仲間の死への悲しみが込められています。

マライアはギタリストだったプロデューサーへ

ボーイズⅡメンは、ツアー中に亡くなってしまったマネージャーへ

2人の死を追悼する曲を合わせた上でデュエットしている。

当時、どちらもスーパースターだったので、この曲は超ロングセラーになりました。

この曲でマライアは「身近な人を亡くした誰かを癒す歌であってほしい」と言っています。

素敵なその日が訪れたら、私達はずっと一緒にいられるでしょうという歌詞

すると「One sweet day=素敵なその日」というのは実は、

自分が死ぬ日なんだというのが読み取れます。

それほど、マライアにとって

亡くなったプロデューサーへの思いは深かったんだなと感じさせます。

 

6.Bleeding Love / Leona Lewis

【Cha-kaコメント】

bleed血を流すという意味があるのでこの歌は、

恋愛で傷つくことを歌っているのかと思いましたが

歌詞を読んで、

恋愛によって、体を血が巡る

生きている実感を覚えるというポジティブな印象を受けました・・・

 

そして『HOUSE』

7.Bleeding Love (HOUSE ver.)/ 4 To The Rhythm

【Cha-kaコメント】

Bleeding Loveをハウスバージョンにアレンジしたものがこの曲

一気に軽快になりました。

ハウスはアップテンポな

リズムで、同じメロディラインを繰り返すことで

聴く人の気分をハイにするジャンルです。

1970年代後半、アメリカのシカゴで生まれたと言われています。

 

8.MELODY / FreeTEMPO feat.Cana

【Cha-kaコメント】

つづいて仙台を拠点に作曲、音楽活動をしていたFreeTEMPO

今は半沢武志さんという名前で活動しています。

ハウスを中心に、ボサノバ、ジャズなどを融合させた曲です。

 

 

最後に『REGGAE』

9.One Love / People Get Ready / Bob Marley

【Cha-kaコメント】

ラスタの神様はジャーでしたがレゲエミュージックの神様はこの人。

Bob Marley「One Love/People Get Ready」

ボブ・マーリーは強いラスタファリズムの信者で

愛と自由について歌い続けて多くの人たちに影響を与えた人です。

生前、よく口にしていたのが

『多くを与え、わずかを得る』という言葉だそう。

 

有名になりたくて、物事を始める人は多いですが

結局は、人の為に動く人こそが名を残していくんだなと

この言葉を貫いたからこそ、

ボブ・マーリーは世界のスーパースターとなったんだと思います。

 

10.We Be Burnin’ / Sean Paul

【Cha-kaコメント】

私がレゲエ好きになったきっかけとなった曲です。

 

【最後に】

きょうは「THIS IS ○○」

色んなジャンルの代表曲たちをドロップしてきました。

みなさんはどのクラブミュージックが1番好きでしょうか?

今はジャンルも垣根を超えた曲もたくさん出てきているので

好きな曲にどの要素が入っているか探してみるのも面白いと思います!

5/28(火)Cha-kaドロップ♪

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By番組スタッフ

今日は、4月〜5月にドロップした曲からセレクト。『What’s Up? 復習の時間』

 

1.Empire state of mind / Jay-Z feat.Alicia Keys

【Cha-kaコメント】

クラブミュージックの定番として4月2日ドロップした曲

ヒップホップの帝王Jay-Zと、R&Bの歌姫Alicia Keysっていう大物2人がコラボ。

2年前のグラミー賞で、最優秀ラップソング部門を受賞した作品です。

コンクリートでできた 夢が叶う ジャングル。大都市NYって最高っ!と歌っていて

どこのクラブでも間違いなく盛り上がります。

2.Beautiful Girls / Sean Kingston

【Cha-kaコメント】

レゲエミュージックの定番としてドロップ

ショーンキングストンはジャマイカ出身、

マイアミのラッパーでありシンガーです。

間違いないスキルで、17歳にして一気にシーンの最前線に立ちました。

そのきっかけになったのが、この「Beautiful Girls」。

この曲はベンEキングの「Stand By Me」をサンプリングしています。

3.rapper’s delight / sugarhill gang

【Cha-kaコメント】

4月16日はHIPHOPの歴史の紹介ということで

初期のラップミュージックをドロップしました。

その中でもラップが認知された

これがヒップホップの起源といわれる貴重な一曲。1979年リリース

4.Good Times / CHIC

【Cha-kaコメント】

サンプリングは有名な曲の良いトコ取りをする手法で

ラッパーズディライトも70年代当時大流行した

この曲をサンプリングしています。

5.Get Lucky / Daft Punk feat.Pharrell Williams
【Cha-kaコメント】

「Good times」を歌うChicのメンバーが

今ノリに乗ってるエレクトログループダフトパンクと組んだ曲をリリースしました。

ディスコミュージックを思わせる曲で

シックの中心メンバー、ナイルロジャーズがギターで参加しています。

そしてアメリカで2000年代に一世を風靡した

ヒップホップアーティスト、ファレルウィリアムズが歌を担当しています。

アーティストたちは、こうやってコラボレーションすることで

それぞれの特性を生かした、新しいサウンドを生み出し続けています。

つづいては 『JAPAN SIDE

6.ザ・グレート・アマチュアリズム / RHYMESTER
【Cha-kaコメント】

ライムスターは今年結成24年目、

日本のヒップホップ界をリードしてきた

ラッパー宇多丸さん、mummy-DさんそしてDJ JINさんの3人で

多くのヒップホップファンに尊敬されているグループです。

もちろん日本のアーティストたちもフィーチャリングすることで

新しいサウンドを模索しています。

7.いのちのねだん / DJ HAZIME feat.RHYMESTER
【Cha-kaコメント】

ライムスターがヒップホップDJと組んで作った曲

今月14日、世の中に「モノ申す」曲たちの中でドロップしました。

映画のようなフィクションでは泣くのに、

現実に起きている世界のニュースには何も思わないのか?と問いかける1曲

ライムスターはもともと社会的な曲を歌うグループですが

私たちの身近なところから切り込んでいくので

非常に分かりやすいし共感しやすいんです。

この曲でコラボしているDJ HAZIMEは

色んなヒップホップアーティストの曲を作っていて

リリックとそのアーティストにがっちりハマるトラックを提供する人です。

この「いのちのねだん」も壮大だけど、ちょっと哀愁あるトラックに

お金のチャリンっという効果音が細かいアレンジだなーと思います。

8.ミニッツ・メイド / RIP SLYME

【Cha-kaコメント】

まったりメロウ」な曲たちの中から一曲

リップスライムは4MC1DJのヒップホップグループ。

メジャーデビューするにあたってヒップホップをポップに楽しく、

4人の声にも特徴を出すようにした上で、売り出したので

親しみやすい曲が多いグループです。

9.上京がむしゃら物語 / C&K

【Cha-kaコメント】

ラストは私いまイチオシのアーティスト!

毎日がむしゃらなあなたに贈る曲

C&Kは、「おもろかっこいいユニット」。

ライブがめちゃめちゃ楽しい2人組です。

ディスコ、ファンク、ソウル、レゲエから歌謡曲まで幅広いジャンルを、

感性にまかせてミックスさせ、計算された高いエンターテイメントを見せてくれる、

これからも要チェックのアーティスト!

【最後に】

きょうは2か月の総まとめということで

これまでドロップした中からイチオシの曲達をお届けしました。

お気に入りの曲は見つかったでしょうか?

聴くにしても、自分で歌うにしても、普段はとても言えないことを

誰でも声を大にして主張できるのがヒップホップの素晴らしいところなので

自分の想いを堂々と代弁してくれている曲を探してみてください!

5/27(月)週初め「What’s Up?」Cha-kaドロップ♪

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By番組スタッフ

毎日頑張るあなたに活力を届ける曲をドロップ♪

1. Hip's Don't Lie / Shakira feat.Wyclef Jean

【Cha-kaコメント】

コロンビア人の女性シンガーシャキーラと

ハイチ人のラッパー ワイクリフ・ジョンの楽曲。

ワイクリフ・ジョンは、かつてローリンヒルらと組んでたヒップホップユニットで

フージーズ(難民refugeesという意味)の一員でだったんです。

そんなワイクリフが、このダンサブルな曲の中でも

「どうしてCIAはコロンビア人とハイチ人を見張っているんだ?」とか

「彼女は俺たち難民の男達みんなの幻想だ」とか意味深なことを歌っているのが面白い・・・

 

 

2.Crazy / Gnarls Barkley

【Cha-kaコメント】

ナールズ・バークレイは、甲高い声でラップから歌までこなすシー・ローと

DJ デンジャー・マウスによるユニット。

ダークでちょっと怖い感じを受けますが、よく聴いてみると歌詞は哲学的で、奥が深い。

あるものの依存症になってしまった人が、失った時間と自分の人生を見つめ直す歌です。

歌詞では、それが何に依存していたのかはっきり表現されていないので

聴く人によって、それがお酒だったり、ギャンブルだったり

色々想像して、自分に当てはめることができます。

そのほかにも、「俺の憧れのヒーローのようになれたらもう死んでも良い」

という歌詞があるように、何かを信じ込む事で、誰かを偶像化することで

身を滅ぼしうることを歌っています。そしてサビでは

「だぶん俺は狂ってる。そしてたぶん君も狂ってる。たぶん俺たちみんな狂ってるんだ。」と叫んでいて

誰もが何かに依存してしまう危うさを持ってることへの警告を感じる曲です。

 

3.Get Lucky / Daft Punk feat.Pharrell Williams

【Cha-kaコメント】

ダフトパンクはフランスの2人組エレクトロユニット。

ロボコップのようなマスクを被って素顔を絶対見せないところも話題になっています。

この曲は

まず、70年代のディスコミュージックを思わせる曲ですが

実は70年代、ディスコブームの主役だったChicのメンバー

ナイルロジャーズがギターで参加しているんです。

この曲が入ったアルバムは「Random Access Memories」というタイトルで

その名の通り、「過去の記憶に無作為にアクセスする」というコンセプトが感じられます。

歌を歌っているファレル・ウィリアムスも90年代から2000年代にかけて

大ブレイクしたアーティスト。

ダフトパンクとしては、ナイルロジャーズもファレルもあくまで過去のサウンドとして

新しいものを生み出す1要素として扱ってるのが面白いなーと思うところで、

また今後もナイルロジャーズが、シック時代に昔溜め込んでいた音楽を

ダフトパンクと作っていくとコメントしているので、

今後どんな音楽が出来上がっていくのかがとても楽しみです。

 

4.We R The Party / Ak'Sent

【Cha-kaコメント】

アクセントは、黒人とメキシコ人のハーフで、

英語とスペイン語を使いこなします。

アメリカでも男性ラッパーが圧倒的に多い中、

女性ラッパーの成功者は、男性に負けず少し大きくてタフなイメージでした。

そんな中で、

アクセントはデビュー当時16歳、小柄で可愛いのに

力強いラップをする女の子というのは衝撃的でした。

 

5.Have a nice day! / KREVA

【Cha-kaコメント】

フリースタイルラッパー、クレバが

宮古島での制作合宿で夏を体感しながら作ったという爽やかなナンバー。

ただ楽しいだけじゃなくて、より長く聞いてもらうために

歌詞は東京でじっくりかきあげたそうです。

最後、ターンテーブルを使った音遊びも聴いてみてください

 

6.Step By Step / 中村舞子

【Cha-kaコメント】

中村舞子さんは、男性アーティストたちとコラボして歌う恋愛ソングで

中高生を中心に人気を集めている21歳。

同世代の女の子達の代弁者として

色んなアーティストから引っ張りだこのシンガーですが

そんな中村舞子さんが来週、松山にやってきます!

6月2日(日)ひめぎんホールで午後1時から

松山の美容室 バッドボーイズグループが開催するヘアショーで

ゲストライブを行う予定です。

興味のある方は是非、遊びに行ってください。

 

7.Never Looking Back / re:plus feat. Nicholas Smalc

【Cha-kaコメント】

リ・プラスは

静岡出身の渡辺博昭さんと佐藤康平さんによる音楽プロデュースユニット。

ヒップホップ、ジャズなどの音楽を独自にピアノなんかで

アレンジを加えながら、都内のクラブで活動しています。

この曲では、失恋した女性が

「靴ひもをしっかり結んで、また前を向いて歩いて行く

もう振り返ったりしない・・・」という強くて繊細な女心を表現しています。

日本のジャジーヒップホップの代表は、

永遠に、今は亡き「Nujabes」だと思ってましたが

このre:plusを聴いて、この人たちは、nujabesに次ぐ

ジャジーヒップホップの新しいクリエイターだと感じました。

 

8.あとひとつ / FUNKY MONKEY BABYS

【Cha-kaコメント】

みなさんご存知、ファンキーモンキーベイビーズは東京出身の3人。

DJをしないDJケミカルで一躍有名になりましたが

あの人が主に曲を作ってる重要なキーパーソンです。

7年くらい前、私が都内のクラブやバーで活動していた時に

ファンキーモンキーベイビーズがデビューしたんですけど

当時周りでもすごく話題になっていました。

色んなバーのオーナーさんたちが

「3人は、歌える所ならどこにでも行って

お客さんにCDを配って。地道な活動をずっとやっていた」と言っていて、

下積み時代の努力で、アンダーグラウンドから

メジャーシーンに上がっていった人たちなんだなーと思ったのを覚えています。

曲にも全力で臨む3人の姿をみることができます。

 

【最後に】

きょうは月曜日からPOWER TO EVERBODY—

元気をくれる曲たちをドロップしてきましたー

今週も始まったばかり

音楽と一緒に頑張っていきましょー/

5/21(火)Cha-kaドロップ♪

In CategoryTuesday
By番組スタッフ

今日は黒いCha-kaがドロップ♪「ふざけんなMix」リスト

1.Show Me What You Got / JAY-Z

【Cha-kaコメント】

引退宣言をしていたJAY-Zが

この曲を引っさげて、2006年復活を遂げました。

ラップはもちろん、サックスを使ったバックトラックが最高にかっこいい一曲

プロモーションビデオでは、大勢の人がダンスを披露し合っていたり

当時アメリカで人気だった一流のレーサーがカーチェイスをしていたり

「お前がどれくらいのもんか見せてみなよ!」というテーマの元で

ちょっとした映画仕立てになっていて、見ても楽しめる一曲です。

ここからふざけんなMix

2.ウワサの真相 / RHYMESTER feat.F.O.H

【Cha-kaコメント】

ヒップホップは日本人に似合わないっていう声

最近ではあまり聞かなくなりましたが、私もよく言われました。

日本のヒップホップは80年代から、

最初はアメリカの背中を見ながら育ってきて

そのうち、その時代時代のリアルな若者の表現の場として

無くてはならないものになっていきました。

「ウワサの真相」は10年以上前にリリースされた曲ですが

いま、ライムスターは間違いなく、日本のヒップホップシーンの頂点にいて

そのやり方が間違ってなかったんだと証明してくれてます。

どの業界も流行りは一瞬だし、大きな注目を浴びなくても

リアルなものは残っていく。

そんなことを考えさせられる一曲です。

3.I Don’t Care!! / MoNa a.k.a Sad Girl

【Cha-kaコメント】

分かる人に分かれば良い。っていうスタンスを貫いてます。

流行に流されてる人、権力闘争に奔走する人たちを一喝する

かっこいいフィーメイルラッパー

お高くとまってる人たちに、調子乗んなよというモナちゃん。

「誰が権力を持とうが

 誰が恋人を持とうがどうでも良い

 あんたが誰かなんかマジで興味ない」って言い放ってるのが最高にカッコいい!

4.Paper Planes / M.I.A #up1116

【Cha-kaコメント】

スリランカ人のMIAは

内戦のため、イギリスに亡命して、音楽の世界で活躍するようになりました。

M.I.Aというのは「missing in action」の略で、

スリランカのゲリラメンバーであるお父さんが

「戦闘中行方不明」になったというメッセージが込められています。

この曲は

「生きていくためには銃を使っても、金が必要。」という

壮絶な人生を送ったM.I.Aならではの

想いが込められていますが

「スラムドッグ・ミリオネア」という

インドのスラム街を舞台にした映画に使われましたが

スラムで必死に生きる子ども達とマッチする一曲です。

5.Human Nature / SiMoN feat.PUSHIM

【Cha-kaコメント】

サイモンは、メジャーインディーズ問わず

色んなアーティストの客演などを経て

クラブシーンでは欠かせない存在となった実力派ラッパー。

全国のアンダーグラウンドのクラブでもライブ活動を続けていて、

ちょうど先月、松山のクラブ・ビブロスにも来てくれていました。

サイモンの素敵なところは

普遍的なもの、みんなが心の中に持ってる闇とか喜びを表現しようとするところ。

誰もが自分の曲を聴いて共感できる音楽を作るべきだし、

俺はラッパーだぜーwhat’s up–とか言うだけじゃなくて、

日本人として、一人の人間として

自分の内面をどれだけ出せるかっていうことを深く考えている人で

そのスタンスが顕著に表れている一曲です。

6.表裏一体 / L-VOKAL feat. VERBAL,JAMOSA

7.HELL’S KITCHEN / Seeda feat.サイプレス上野,BACH LOGIC

【Cha-kaコメント】

この曲は、色々考えさせられる曲です。

政治にマスコミ批判から始まって

HELL’S KITCHENとは『地獄の台所』という意味で

時に、色々な物があるニューヨークのことを指しますが、

シーダさんにとっては、大きな視点で言えば

この地球全体がHELL’S KITCHENで

この地獄の台所の中で、君はどうする?と問いかけてます。

曲の頭と最後に呟いている

「大切なことは思いやりあうこと」だと

シーダはこの曲で1番言いたかったと言っています。

8.DEAD or ALIVE / Cha-ka

【Cha-kaコメント】

これは色んな物事に対する「ふざけんな」が込められてるんですが

1番聞いてほしいのは

「命の大切さ教えて 傍らで殺しを許してる。」

というところです。

これは動物愛護センターで

毎日毎日殺されていく動物たちの姿を見て書いたんですが

目の前で死んでいくのをただ見ているしかなかった自分、

そういう決まりだからっていって、人間の都合やシステムで

じわじわ死に追いつめるやり方をとっている行政、

子ども達には「命は大切に」と散々言っているくせに

こういう事実はなぜか見てみないふりをする大人達

なにより捨てた無責任な飼い主たちに書いた曲です。

9.Paper,Paper,Paper / BRON-K feat.Norikiyo

 【最後に】

きょうは「ふざけんな!!」と主張する曲をドロップしてきました。

紹介したラッパーシンガー達は

誰もが抱える行き場の無い怒りや悲しみを歌に託して

それをどうにかしたいという願いを込めています。

みなさんの想いを代弁する曲

何かのきっかけとなる曲があったら嬉しいです。/