6/24(月)Cha-kaドロップ♪

In CategoryMonday
By番組スタッフ

週末、今治の湯ノ浦のクラブ「IONS(アイオンジ)」で
「SOUND ILAND」というイベントに遊びに行ってきたCha-ka。
番組前半は、そのイベントに出演していたアーティストの曲をドロップ。

1.夏ノリlaughing!/M’s Rump Girls

【Cha-kaコメント】
東京から来ていた2人の女の子で、
キュートだけど、とても力強いライブでお客さんを引き込むパワーを持ったユニット。

2.SAMURAI/卍LINE

【Cha-kaコメント】
“卍LINE”は、実は窪塚洋介さん。
窪塚さんは卍LINEという名前でレゲエ歌っていて、
イベントには女の子はじめ、たくさんのお客さんが来ていました。

3.証言/LAMP EYE 

【Cha-kaコメント】
ヒップホップ好きな若者から絶大な人気を誇る“LAMP EYE”。
今週末6月29日(土)には松山三番町のクラブ・ビブロスで開催される
AttackStore主催のイベント「JUNGLE NIGHT」に
“LAMP EYE”のラッパーRINOがやって来ます。
何と生バンドで1時間ライブする上、この曲を愛媛のラッパーたちも
参加して歌うということでとっても楽しみ!

 


イベントに行って良い刺激を受けたCha-ka。
Cha-kaが特に好きなのが、
夢にしても、愛情にしても“その気持ちを「忘れるな!」と訴えるアーティスト達”。
今日は「その気持ち忘れるなよ!」とメッセージを送る曲たちをピックアップしました♪

4.keep remembering/Cha-ka

【Cha-kaコメント】
日々の業務、仕事にいっぱいいっぱいになって
かつての夢を忘れている人たちに向けて書いた曲。

やりたいことができないなら辞めろと言う人もいますが、
私は、やりたいことができないといって、すぐ辞めてしまうんではなくて
とりあえずは、与えられたことをこなしつつチャンスを伺う。というのも
ありなんじゃないかなと思っていて、
私の知り合いにデザイナーさんがいるんですが
40代の方で、デザイン会社に就職した時に
最初はお茶汲みから始まって
「こんなことやる為に入ったんじゃないし」と思いながらも
そのお茶の1番良い温度加減は何度かとか調べてお茶を入れたり、
誰よりも早く会社に行って掃除をしたりとかしながら
その傍らでデザインの知識をつけて今では会社のトップになっています。
私はその人に、
「今、できることとやりたいことは絶対に違うから
少しずつそれを同じ直線上に持ってこれるように
今できることを人一倍頑張りなさい」
と言われました。

私が就職して、まずできた曲なんですが、
その人に言われたことも思い出しながら書きました。

5.GET UP!! STAND UP!!/HAN-KUN

6.My dream/TWIN CROSS

【Cha-kaコメント】
沖縄出身で温かい声のDANと対照的にキレのあるクールな声のTOSHIの2人ユニット。
不思議と癒されていく感じがします。
2人の声クロスして一つの歌を作り出す、
そして2人の声と聴く人の気持ちがクロスするという思いが込められていて
リスナーを大事に思う2人の想いが伝わってくる曲です。

7.I believe/Spinna B-ill

【Cha-kaコメント】
実力派のジャパニーズレゲエ。この人の声が大好きです。

8.人生一度/SOFFet

【Cha-kaコメント】
2003年リリース当時は「平凡な毎日がダメなのか?!」と
賛否両論、話題になった曲。

でも・・・実はそうではなくて、

高校大学、就職、結婚、マイホームすべてを手に入れて
緑茶でほっと一息ついた時にふと気付いた、
お金や土地ではないが
心や愛こそ形の無い財産。

と歌っているように、家族に何不自由無い生活を与えてきたけれど、
家族に愛情と感謝を示すことを忘れて、
日々仕事に没頭してきたことを後悔している姿を歌っているんだと思います。

何不自由無い生活を送れるくらい働いてくれるお父さんっていうのは
伝えなくても、子どもや奥さんには十分伝わってるだろうなとは思いますが・・・
特別な夢ではなくて、何気ない毎日の中で周りへの感謝を忘れるなと歌った曲でした。

 

9.Brand New Day/PUSHIM

【Cha-kaコメント】

ジャパニーズレゲエの女王が唄う、
どんな苦労も間違いも全部受け止めてこれからにつなげていくんだという
パワーいっぱいの曲です。

【最後に…】
いつも、いくつになっても好きなことを忘れず
素敵な毎日を過ごしてください。

6/18(火)Cha-kaドロップ♪

In CategoryTuesday
By番組スタッフ

1.Mas Que Nada / Sergio Mendes feat.The Black Eyed Peas

【Cha-kaコメント】

暑い日にピッタリの1曲

 

ここからは『雨の日&暑い日に爽やかソング』 をドロップ♪

 

 

2.Alright / BENNIE K

【Cha-kaコメント】

昔、東京にいた頃、電車に乗るといつも混雑していて

この時期なんか、暑いしジメジメするし、電車内劣悪な環境になるんです。

そんな中、iPodでひたすらこの曲をリピートさせて何とか乗り切っていました。

それくらい爽やかさをくれるイチオシの曲です。

今聴くと、満員電車を思い出してしまうのですが、忘れられない曲です。

 

3.High on life / Def Tech

【Cha-kaコメント】

音楽のジャンルで、

「ジャワイアン」というジャマイカのレゲエとハワイアンを融合させたジャンルがあるんですが

デフテックは『自分たちは、それにジャパンを加えた「ジャワイアン」だ』と言っています。

ジャパンって何だろう?と考えたんですけど・・・曲のところどころで

たまに沖縄っぽいサウンドだなと感じるところがあるんです。

で、この曲の歌詞にも「ジャマイカ、ハワイ、沖縄 パラダイス。」っていう歌詞があるので

ジャパンっていうのは沖縄音楽のことなのかなと思っています。

いずれにしても、海を感じる音楽、自然とリラックスさせてくれる曲が多いです。

日本人とアメリカ人が1人ずつというグループは珍しいですが

マイクロのソウルフルな声と、シェンのラップが独特で

この歌ではないんですが、1番流行ったmy wayという曲の

シェンのラップ部分が、どれだけ練習してもできない。

ラップ上手い子たち集めてカラオケしても誰も完璧に歌えないんです。

日本語英語織り交ぜて歌ったりラップするグループが今ではたくさんありますが

いくら真似しても、本場には敵わないなとデフテックの曲を聴いて思いました。

 

4.ALOHA / 平井大

【Cha-kaコメント】

平井大さんは東京生まれ、幼い頃からサーフィンをして、

海を感じながら育ったということです。

デフテックの音楽も平井さんの音楽も、海に育てられた感性だなという感じがします。

マイクロの場合は、サーフィンをしている時に海の上でメロディーが溢れ出してきて

歌を始めたそうなんですが、

私も海に行くと、自然とメロディーが出てくるんです。

皆さんも思わず歌を口ずさみたくなることがあると思いますが

海にはそんな不思議な力があるなーと思います。

そして、この安定した歌声、

私のちょっと年上くらいかなーと思っていたんですけど

まだ22歳だと知ってビックリしました。

17歳までウクレレプレイヤーとして活動していたということで

ピースフルな曲調で、これから期待のシンガーソングライターです。

 

5.As Sweet As You / Oceana

 

6.Sprung On A Thug / LaLa feat.The Game

【Cha-kaコメント】

ロサンゼルスの都会的な部分と自然の豊かさが感じられる一曲です。

ラップをしているザ・ゲームは

ヒップホップのウェッサイ、つまりロサンゼルスとか

アメリカ西海岸(west side)のラッパーで

その中でもギャングスタラップという、攻撃的な歌詞を歌うのが特徴です。

LaLaはチカーノ、いわゆるメキシコ系アメリカ人のシンガーで

ウェッサイ(west side)の歌姫として人気になったR&Bシンガーです。

ヤンチャなラッパー達が虜になった歌声だということで

ゲームを、こんなに明るくてやさしい色に染めてしまえるのはすごいと思います。

 

7.Hidden Agenda / Craig David

【Cha-kaコメント】

裏声がたまらなく心地いい一曲です。

 

8.No Matter What They Say / Penelope Jones feat.Mya

【Cha-kaコメント】

メロディーに聞き覚えのある方がいるかもしれませんが

Minnie Riperton(ミニー・リパートン)「Lovin’ U」が元になっています。

 

9.Lovin’ U / Minnie Riperton

 

【最後に】

今日は、

暑い日、そして雨の日に聴いてほしい曲達をピックアップしてきました。

素敵な音楽で、この時期爽やかに乗り切って下さい♪

6/17(月)Cha-kaプレゼンター*DJ416セレクト♪

In CategoryMonday
By番組スタッフ

週の初めの月曜日♪

今回は、南海放送“初”の試み
松山で活躍している現役クラブDJ416(ヨウイチロウ)さんをゲストに迎えて
DJ416さんのセレクト曲をお届けしていきました!(σ`・д・)σ ♪

“DJが実際にどんなことをやっているのか”
プレゼンターCha-kaの解説と一緒に楽しんで頂けたでしょうか…!

曲を途切れること無く繋いでいって…

ほぼ40分間、DJ416さんセレクトソングをお届けしました♪

ドロップした曲はこちら↓↓

「Don’t wake me up」 Chris Brown

「SCREAM」 USHER

「Both Of Us」 B.o.B ft.Taylor Swift

「Me not gangsta」 Bob Sinclar

「mission impossible theme」 Tiesto

「dynamaite」 tai o cruz

「DANZA KUDURO」 don omar

「TOO CLOSE」 ALEX CLARE

「new day」 Alicia Keys

「This boy That girl」 Hannah Montana feat.IYAZ

「 BACK IN THE DAYS」 DJ sebastien

「I’ll be there」 Tina

「Every one falls in love sometimes」 TANTO METRO&DEVONTE

「このままずっと朝まで」加藤ミリヤ&COMA-CHI

カッコイイぜぇぇぇ!!

6/11(火)Cha-kaドロップ♪

In CategoryTuesday
By番組スタッフ

ジャズテイストからスタートして

HIPHOPのゴッドファーザー「ラッセル・シモンズ」にスポットを当てました

Cha-kaドロップ♪リスト

 

1.ジャズィ・カンヴァセイション / SOIL &〝PINP”SESSIONS feat.RHYMESTER 

2.Life is Beautiful / m-flo loves DOUBLE 

【Cha-kaコメント】

生楽器とラップのコラボレーションが最高に心地良い

ジャズテイストの曲を2曲ご紹介しました。

=== CHECK IT OUT 『ラッセル・シモンズ』 === 

もうすぐ父の日ということで

きょうは HIPHOPのゴッド・ファーザー「ラッセル・シモンズ」にスポットを当てます!

ラッセル・シモンズはアメリカの音楽業界で、

一大勢力となったレコード会社『Def Jam Recordings』の創始者。

1984年に立ち上げたデフ・ジャムでヒップホップの基盤を作り、

スーパースター達を世界に送り出してきました。

きょうはHIPHOPの実業家、ラッセル・シモンズを通して

いつもと違った角度からHIPHOPを覗いていきます。

 

3.Christmas Rappin’ / Kurtis Blow

【Cha-kaコメント】

以前ラップの第一人者、シュガーヒルギャングを紹介しましたが、

先日、昔ディスコ通いをしていたという50代の男性と話をすると

ラップの第一人者は、カーティス・ブロウでしょ!って言われました。

カーティス・ブロウは初めて、メジャーのレコード会社から出てきた

ヒップホップ・アーティストだそうです。

カーティスがメジャーに行くきっかけとなったのが、この曲で

プロデュースをしたのが、ラッセル・シモンズだったんです。

2人はニューヨークの大学の先輩後輩で

まだ20歳そこそこだった2人が

この一枚のレコードで音楽業界に新しい風を吹き込みました。

 

4.Walk This Way / Run DMC & Aero Smith

【Cha-kaコメント】

ラッセルの弟が、兄の影響でカーティス・ブロウが大好きになりラップを始めました。

そのうちRunと呼ばれるようになり、

Runが組んだグループが伝説のグループ『Run DMC』です。

 

5.Fight for Your Right / Beastie Boys

【Cha-kaコメント】

ヒップホップ史上初のナンバー1ヒット

「大騒ぎをする権利の為に戦え!」と歌っていて

当時の若者が抱えていた日々の不平不満をぶちまけています。

もともとパンクバンドだったビーズティーボーイズはラップをする時にだけ

無理にダボダボの服を着て、いかにもラッパーを演じていました。

ラッセルが「自分たちらしく、自然な格好でやりなさい」と言ったのがきっかけで

ビーズティーボーイズは普段通りに穴あきジーンズにTシャツスタイルでラップをしたんです。

このスタイルが受けて、この曲は白人ファンを中心に大ブレイクしました。

同時にストリートの黒人達も穴あきジーンズを履くようになり、大きな影響を与えました。

この出来事を通して、ラッセルは

「彼らに、自分を持って貫くことの大切さを教わった」と言っています。

自分たちの音楽は黒人のものだという先入観を持たず

白人の若者らしい表現をさせて新しいスタイルを確立させたところがすごいと思います。

 

6.Control Myself / LL Cool J & Jennifer Lopez

【Cha-kaコメント】

ラッセルは1984年にデフジャムレコードを立ち上げました。

その第1号アーティストがLL Cool J。

現在45歳。現役のLL Cool Jから私が1番好きな曲をドロップします。

 

7.Run this town / Jay-Z Kanye West Rihanna

【Cha-kaコメント】

そしてこの大物たちもみな

デフジャムのアーティスト達です。

 

8.Not Ready to Make Nice / Dixie Chicks

【Cha-kaコメント】

Dixie Chicks(ディクシー・チックス)は

2003年アメリカのイラク攻撃を巡って波乱を呼んだ白人のカントリーグループです。

イラク攻撃を行った2003年当時のアメリカ、ブッシュ大統領を非難したんです。

それで「裏切り者」とアメリカ中から大バッシングを受けて

ラジオでの曲の放送も禁止され、命まで狙われました。

この曲は、その3年後、一連の騒動に対する

ディクシー・チックスの「後悔はしていないし、黙っているつもりもない」という力強い回答です。

 

この間、ラッセル・シモンズは、誰にでも自由に発言できる世の中が必要だと

ディクシーチックスを応援して

政治やメディアに対して働きかけつづけていたんです。

ラッセル自身、ずっと動物愛護活動を行っていて

かつて、あるスポンサーの飲食団体を批判して

そのスポンサーが降りてしまったことがあったんですが

周りが「大手企業が逃げていくから黙ってろよ」という中でも

ラッセルは

「言いたいことを押し殺して、もらうような金なんていらない」と一蹴したんです。

いつも自分らしく正直でいることを大切にしてきた

ラッセルらしいエピソードだなと思います。

 

ちなみに、この曲はその年、音楽業界最高の栄誉とされている

グラミー賞の最優秀レコード賞などを総なめにしています。

 

9.いつもIT’S MORE / TERIYAKI BOYZ

【Cha-kaコメント】

2000年、デフジャムは日本にも設立されました。

 

【最後に】

 

きょうは

この人がいなかったら、今のヒップホップ界のスター達も生まれていませんでした。

HIPHOPのゴッドファーザー「ラッセル・シモンズ」にスポットを当てました。

6/10(月)Cha-kaドロップ♪

In CategoryMonday
By番組スタッフ

週の初め、Cha-kaがドロップした♪リスト

 

1.I Love Your Smile  / Shanice

きょう1曲目は爽やかなクラブミュージックの定番!

90年代前半R&B界の頂点にいたシャニース。

14歳でデビューして、この曲を歌っていた当時は18歳。

これが、クラブイベントでかかるのは

だいたいイベント終わり、まったりする時間帯なので

「そろそろ朝だな...」と感じさせる曲です。

 

ここからは『21世紀のJ-HIPHOP』をCha-kaがセレクト

 

2.TOKYO CLASSIC / RIPSLYME

Ryo-Z、ILMARI、PESの頭文字を取って命名されたRIPSLYME。

1994年から2000年までのインディーズ時代も、

リップスライムは注目されていました。

しかし2001年にメジャーデビューして、テイストがかなり変わりました。

プロデュースが、DJ FUMIYAに変わってしまったから。

それまでのリップスライムにあったような脱力ゆるゆる系だけではなくて

テンポが速くなったことでラップにキレが出たし、

色々な効果を入れることでメリハリを効かせる曲になった。

2002年にリリースしたこのTOKYO CLASSICはオリコン初登場1位を獲得。

この年に、ヒップホップで初の武道館ライブも行っています。

実際、私も中学生の時にリップスライムの曲に出会って

こんな楽しいラップがあるんだ!と知って、大ファンになりました。

アングラなラッパー達からたくさんの批判(ディス)も受けましたが

ヒップホップの一世を風靡したスターグループだと思います。

 

3. 春夏秋冬 / Steady&Co.

1枚のアルバムをリリースしただけで

活動をストップさせてしまった伝説的グループ

さきほどのリップスライムから

フィンランド人のハーフ、甘い声イケメン担当のイルマリ

ミクスチャーロックバンド、スケボーキングのSHIGEOさん、

ドラゴンアッシュからはボーカルのKJ(降谷健志)と

ターンテーブリストのBOTSが参加するという

2001年当時、人気絶頂にいたグループの4人が集まったユニット。

純粋にカッコいい路線を走っていて

ロックバンドが

ヒップホップのサウンドを取り入れることで表現の幅が広がったり

元々、ロックファンだった人たちがヒップホップを聴くきっかけになったり

相乗効果をもたらしてくれたと思います。

 

4.マルシェ / KICK THE CAN CREW

現在は活動休止中のキック・ザ・カン・クルー。

KREVA、MCU、LITTLEの3人組。

もともとバラバラに活動していた3人が、

たまたま共演したのをきっかけにグループを組んで

この曲「マルシェ」では紅白歌合戦、初出場を果たしました。

リップスライムと一緒で

3人のキャラクターがはっきり分かれていること、

頻繁にラップを交代したり、掛け合いをしたりすることで

聴いていて飽きさせないことが

多くのファンの心をつかむポイントだと思います。

そして、キックにもトラック作りの天才がいます。

ラッパー、クレバ。

クレバのトラック作りのセンスは抜群です!

リップスライムの場合、メロディアスかつコミカルな音も使う一方で

キックは、クールさスタイリッシュさを追い求めたトラックが多い気がします。

 

5.come again / m-flo

これはヒップホップというより、クラブミュージックを広く浸透させた一曲。

インターナショナルスクールを卒業して

アメリカに留学したラッパーVERBALとDJ ☆TAKU、

そして日本人とコロンビア人のハーフ、LISA。

国際的な背景を持つ3人が集まったグループ。

英語と日本語を自然に織り交ぜたVERBALさんのラップと

リズムの取り方が特徴。ダンスでも使われる用語ですが、

普通、日本人は「表取り」で、黒人は「裏取り」なんです。

バックトラックのビート、つまり表拍に合わせて

リズムを取るのが表取り。

バックトラックのビートが浮いた瞬間に

ラップのリズムを刻むことを裏取りというんですが

その裏取りをちょこちょこと挟んでいる。それがかっこよさの秘密だと思います。

 

さらに、この曲では、当時イギリスのクラブミュージックで流行っていた

「2ステップ」というハウスのサウンドを取り入れて

それまでの日本に無かった音楽を作り出しました。

国際的な音楽を日本人ならではの感性で形にして

日本の音楽シーンに新しい風を吹き込んだのがm-floです。

 

6.ウェカピポ / SOUL’D OUT

m-floよりもさらに

早口で巻き立てるようなラップと流れるようなフロウが特徴。

m-floと同じ事務所、ダンスミュージックを中心に扱うアーティマージュ所属です。

「パラパラ」のイベントでsoul’d out がVERBALにCDを渡して

帰りの車で聴いたバーバルが即電話してスカウトしたそうです。

 

7.Rollin’ on / DOUBLE

Rollin’ onはまさにクラブでの様子を歌った曲です。

サビの「Let me hear say ah-ah-ah-♪」

ここでお客さんは、声を返す『コールアンドレスポンス』をするのが

定番になっています。

日本人離れした歌唱力と声でR&Bの女王という地位を確立したDOUBLE。

元々はお姉さんと2人グループでデビューしたんですが

お姉さんが25歳で亡くなったあとも

その遺志を継いで、ダブルという名前で活動しています。

 

8.E.O / AI

イタリア人とのクォーターのAI。

ロサンゼルスで生まれて

本場のゴスペルで鍛えた歌唱力とダンスで鍛えたリズム感。

ジャネットジャクソンのプロモーションビデオにも出演しています。

そして、歌詞に込めるメッセージ性。

すべてを完璧に持っているなという印象です。

E.Oは「Everything’s OK」のことで

苦しい時でも「E.O」と叫んで、自分を奮い立たせるという

想いが込められています。

 

【最後に】

きょうは21世紀のJ-HIPHOP

2000年代に入って

大きな転換を迎えた日本のヒップホップ、クラブミュージック界。

ピックアップしてきたアーティスト達は

①キャラクター分けがはっきりしている。

②効果音やスクラッチ音を多く使うことで、トラックにメリハリがある。

③ストリートに囚われない柔軟性。を持っています。

ほとんどのアーティスト達が

デビュー10周年の節目を迎えたということで

これからどんな音楽を作り出していくのかが楽しみです♪