多くコメントをいただいていたのに

ずいぶんご無沙汰になりました。

 

周知の通り、

高校野球、愛媛2位校・今治西が春のセンバツに大きく前進、

さらに四国大会4年ぶり5度目の優勝を果たしました。

別件取材で準決勝と決勝の取材にしかいけませんでしたが

ニュースのコーナーで伝えられなかったことをこちらに書かせていただきます。

 

何よりも想いの強かった今治西

すでに部活を卒業した3年生が今大会に入って

バッティングピッチャーやボール拾いなどをずっと手伝いに来てくれたそうです。

準決勝・決勝も夏のチームの3年生が観戦していました。

 

準決勝・決勝と活躍した1年の秋川選手もインタビューに対し

「手伝ってくださった先輩方に感謝。先輩のためにもがんばりたい。」と何度も。

先輩があと一歩のところでつかめなかった夢、「甲子園」

 

四国大会優勝・センバツほぼ確実という結果で後輩たちが先輩の期待に応えてくれました。

優勝と同時に明治神宮大会出場を決めた今治西は11月17日(日)

東北代表の八戸学院光星と対戦予定です(正確かつ詳しい情報は大会HPをご覧ください。)

 

<準決勝 高知1位校 明徳義塾戦>

この日勝てばほぼセンバツ確実の準決勝。

相手は今夏の甲子園ベスト8を経験したエース・岸投手を中心とする強豪

前日までの台風の影響で、室内施設を借りて調整した今治西。

バッテリーはインコースを積極的に攻めるように。夏の済美戦、秋の西条戦のように同じようなミスを繰り返さないように

打線は岸投手のストレートをしっかり打ち返せるように、

 

当日、10時プレイボール。

このころ関西では今治西のOB会が開かれており、

野球部の試合の速報をどきどき待ちながらのOB会だったそうです。

勝利を聞いた瞬間のビールはおいしかったでしょう。

 

最大のポイントはキャッチャー(だと個人的に思っている)

今治西の正捕手・越智(樹)選手

インコースの球がよく決まることに気がつき配球を即座に工夫。

明徳打線を、8奪三振、被安打3に抑える完封勝利に導きます。

またエース・神野投手も、いままで課題だった2ストライクに追い込んでからの失投もほとんどなく

4回に取った4点を守っての勝利でした。

もちろん好守もありました。

 

<決勝 徳島3位校 池田戦>

27年ぶりに四国大会決勝の舞台に来た有名校。

「池田」という名に懐かしさと喜びを感じられた方も多いでしょう。

池田のエース名西投手はインコースのシュートが武器の好投手

5回まで投手戦。

6回に2死3塁のピンチを切り抜けた今治西

そのウラ、2本のヒットなどから出たランナーが

相手のエラーでホームへ帰り先制

7回にはダブルスチールで揺さぶり、四死球を誘い、6番・杉野選手の3点タイムリー2ベースなどで

点を重ね、

終わってみれば10-0の大勝でした。

 

この勢いで明治神宮大会もがんばってください!

 

さて、スポーツコーナーでは

松山大学女子駅伝部の活躍もお伝えしました。

前日の監督の苦渋の決断、喪章の意味…映像を見ただけでもうるっとします。

後日番組になるようです。

そちらもご確認ください。

 

さらに今週末には高校サッカーの準決勝が行なわれます。

シード校不在の「下克上」、改修に伴い最後の国立となる今年の全国大会。

どこが夢のキップを手に入れるのか。

今週土曜 県総合運動公園球技場にて2試合

済美ー今治東、

新田ー松山商

試合の様子は

来週のスポーツコーナーでご紹介します。

こちらもお楽しみに。

 

長文、読んでくださり、ありがとうございました。