ゲスト：松山市坂の上の雲まちづくり部まちづくり推進課の矢野幸平さん・松山東高校一年生のみなさん（2021.8.7 生放送）

今週は、「坂の上の雲ミュージアム」特設ブースからの生放送。松山市の事業「『坂の上の雲』のまちを巡ろう360度カメラ動画リレー」に参加している松山東高校一年生の武田晴奈さん、谷村琉凪さん、森文花さん、永易理沙さんと、松山市坂の上の雲まちづくり部まちづくり推進課の矢野幸平さんをゲストにお送りしました。この事業は、高校生や専門学生らが360度カメラを使用して地域資源や地域の宝を撮影し、YouTubeで発信するもの。今年はモデル校3校で実施されますが、松山東高はそのうちの1校です。小説の主人公とも縁の深い学校ということで、きょう出演してくれた4人も、しっかりと自らの『坂の上の雲』を見つめて歩んでいることが伝わってきました！動画の公開は今年秋を予定しているそうです！

佐伯）この事業に参加しようと思った動機、理由は何だったんですか？

武田）はい私たちは松山東高校の SGH 部という部活で活動をしています。

佐伯） SGH？

武田）はい。スーパーグローバルハイスクールの略です。部員は1から3年生で40人います。

佐伯）けっこう大所帯なんですね。

武田）そうですね。私たちの部活では、グローバルリーダーを育てることを目的とした活動をしています。今回は SGH部の部活の活動の一環として参加することになりました。

佐伯）すごい、しっかりしてる！高校1年生とも思えない！さすがグローバルリーダーを目指していらっしゃるという感じがしますけれども。谷村さん、実際に8月3日からですかね、始まったということですが参加してみてどうでしたか？

谷村）はい、360度カメラを使っているシーンは見たことがあったんですけれども、使ったのは初めてで、すごく興味があって楽しみにしてました。最初は扱いが難しかったんですけれども、ミュージアムの展示物を見て撮ったりしていて、小学校1年生の時に見たドラマの『坂の上の雲』のシーンが頭に蘇ってきました。

佐伯）へ～。小学校1年生の時ということは、何年前？今16歳で7歳だから9年ぐらい前？見てたんですね～、小学生で！その頃はどんな風に思いながら見てたのかしら？

谷村）小さかったので、そんな複雑な関係とかはそんなに分かってないんですけど、でも、今も記憶は断片的なんですけど特に印象的だったシーンが、主人公の3人が若くてエネルギッシュで、上京して「勉強の仕合っこじゃ！」って言って希望に満ち溢れて。その最初の頃の若いシーンが凄い心に残ってて、私も坂を駆け上がって行きたいなと思いました。

佐伯）なるほど～。今回は動画で魅力を伝えていくっていうことなんですけれども、皆さんの世代だとやっぱり動画って撮り慣れてるじゃないですか。こんな風に撮ってやろうみたいな色んな構想っていうのもどんどん膨らんでいく感じですか？

谷村）私は小学校6年生の時に松山に引越してきて、すごい温かい街を実感して。私、すごい愛媛・松山が大好きなので、その魅力を最先端の技術で情報を届けられるのも嬉しいですし、コロナ禍で実際に来てもらうことができないんですけれども、まるで行ったかのような錯覚をさせられるような動画を、この『坂の上の雲』の舞台で撮影できるのが本当に楽しいです！

佐伯）YouTube だったら、もう日本全国どころか世界中に発信できますもんね。武田さんはいかがですか？

武田）360度カメラを私自身も使うのが初めてで、実際に8月の3日にスタートイベントで使わせてもらったのですが、普通のカメラだったら前しか映らないじゃないですか。でも360度カメラだったら全体が映るっていうことに気づかずに、目の前で持ってしまうんですよね。

佐伯）あ、そうなりますよね！

武田）そうしてしまったら、自分の顔がドアップで映ってて、最後編集しようとしたら（笑）。そういうことがあるので使うのは難しいんですけど、いい動画が撮れると思うので頑張っていきたいなって思います。

佐伯）でも習性でっていうか、クセでそうなっちゃいますよね（笑）びっくりした？自分の顔がバーンって出てきて（笑）。そうですか。そういうのにもだんだん慣れながら。さっき谷村さんはドラマの場面がすごく印象に残ってて、それを思いながら館内まわっていう話でしたけれども、武田さんはどういうところが館内巡ってみて印象に残りました？

武田）私は琉凪さんみたいに小学校の時とかにドラマは見てなかったんですけど、歴史で習った人が出てる！みたいな感じですごく楽しみながら館内見れたので、そういうところをいっぱい撮れたので良かったです。

佐伯）そうですか。何か楽しそうに見えるコツって言うか、伝えるコツみたいなものってなにか初回で勉強になった事ってあるのかな？

武田）頑張って探してる途中なので、これからいっぱい頑張っていきたいと思います！

佐伯）いや～、若い人たちにも『坂の上の雲』の何か目標を目指して歩いて行くっていうところの前向きな姿勢っていうのが凄く伝わってるんだなっていうことがよくわかりました。