今週、坂の上に訪ねて来て下さったのは、愛媛におけるキャニオニングツアーのパイオニア、グッドリバー株式会社代表取締役の髙田俊平さん。アウトドア人気が高まる中、愛媛は全国屈指のキャニオニングスポットが集中しているんだとか!滑床渓谷に面河渓、薬師谷など、愛媛県内のキャニオニングスポットの魅力や可能性について聞いていると、この夏休みは密を避けて渓谷へ出かけキャニオニング体験したくなる!?


 

佐伯)お話を聞いていると今すぐにでも、ちょっと私もキャニオニングに行きたいぐらいの気分になってきましたけれど、どういう要素があるという風に言えますか?

髙田)そうですね、五つの要素があって、「滑る」「飛ぶ」そして「降りる」、で「登る」「浮く」なんですけど。「滑る」のは、花崗岩の岩を天然のウォータースライダーのように滑るんですが、「飛ぶ」はですね、岩壁を滝壺に向かってジャンプするっていう感じで、そして「降りる」はですね、これはロープを使ってハーネスとかをつけてですね、降りていくんですけど、それもすごいスリルがあって。そして滝を登ったりするっていうので「登る」ですね。これがシャワークライミングなんですけど、こういう場所もあります。そして、浮いて水に流されていくっていう…

佐伯)ああ!

髙田)泳げなくてもライフジャケットを着けてますんで、体も自然と浮くのでそのまま流れに身をまかせていただいたら十分楽しめるかなと思います。

佐伯)ちょっとなんかビビっちゃって、体に力が入る=力むと逆に浮きにくかったりするかもしれませんか?

髙田)いや、もうね、浮力がすごくあるライフジャケットなので、もうどんな感じでも浮くのは浮きますね。

佐伯)そうなんですね!

髙田)はい、もう浮きすぎるぐらい浮きますね(笑)。

佐伯)じゃ、きれいな水にゆったりとふわ~んと浮かんでたら本当にもう癒しで、ずっと浮かんでいられそうな(笑)。

髙田)そうなんですよ、もう本当に渓谷は人里離れて本当にもう360度自然に囲まれてるんで、見る、目に映るものも非日常だし、鼻から吸う空気もですね、新鮮だし。鼻から吸う新鮮な空気だと、何食べてもおいしいんですけど…

佐伯)なるほど!

髙田)空気も美味しくて、なので渓谷でランチを取ったりするんですけど本当に何を食べても美味しくて。あと耳から入ってくるのは小鳥のさえずりだったり蝉が鳴く声だったりとかですね、本当に五感を刺激されるようなのがキャニオニングの魅力だなと思うんです。トレッキングだったら作られた道を行くんですけど、キャニオニングは普段本当に入り込まないような渓谷の中を下って行きますんで、本当に体全身で受ける刺激ですね、そういった刺激がもう本当にたまらなく思うかなと思うんですけど。

 

 


[ Playlist ]
Dan Hicks & The Hot Licks – Strike It While It’s Hot
Madeleine Peyroux – The Summer Wind
Sharon Jones & The Dap Kings – Better Things
Mike D’Abo – Handbags And Gladrags

Selected By Haruhiko Ohno


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