今回、坂の上に訪ねて来て下さったのは、コンパクトライフプランナーのcoyukiさん。文字通り「コンパクトなライフスタイル」を、書籍やセミナー、ブログなどで発信されています。もちろん実際に相談者のお宅で片付けの指導も。今回は、コンパクトライフを実現するための具体的な方法や、最近話題の「実家の片付け」についてもお話を伺いました。


 

佐伯)自分の家の片付けにせよ、実家の片付けにせよ、さあ何から始めましょうっていうことなんですよね。たぶん、みんな片付いてた方がもちろん気持ちいいというのも分かっているし、片付けなきゃいけないというのも分かってるんですが…

coyuki)はい、そうですよね。(実家の片付けで)さっきみたいに親の物に手をいきなり手をつけると抵抗があるので、意外と皆さんの話聞いててもご相談を受けた時に思うのは、親の物ではなくて自分自身の物を置いてることって多いんですよ。

佐伯)はい、置いてます…。

coyuki)なので、それをまず整理して空間が広がると、「ああスッキリした!」って体感してもらって、その体感の延長で「私もここちゃん綺麗にしようかな」っていう弾みになるかもしれないので、まずは親の物って言うよりも自分の物が残ってないかをチェックして家の中から出すっていうのは大事かもしれないです。

佐伯)その方が判断というか、自分の意志で置いてる物であれば、まだ自分で決めやすいですね。人によっては、40代50代になっていても自分の小学校中学校時代の物が実家にあるなんていう話も結構聞きますからね。

coyuki)ありますよね。たぶん目の前にないから存在も忘れてしまってるし、でも確実に実家のスペースは占めてると思うので。空間をまずはあけてあげるっていうのはどうでしょうね。

佐伯)そっかぁ。あとコロナで片付けとか断捨離とかっていうのが春先にバーッと注目をされて、それが習慣づいた方もいらっしゃるでしょうし、また散らかった方もいらっしゃると思うんですけど(笑)、やっぱり最初いらないものをお家から追い出しちゃうっていうのが初めですかね。

coyuki)そうですね。本当に必要なものだけで暮らしているのって空間も広がるし、空間が広がるっていうことは風通しも良くなるし。逆で風通しの悪い家の中っていうのは何かしら良くないことになっていくんですよ。

佐伯)え???

coyuki)私の実家もそうでしたけど、壁際に収納の棚を敷き詰めていたので、その裏側はカビだらけだったりとか。やっぱり風の通りを良くするっていうのは、家にとっても良い事だし、行く行くの健康被害のこと考えると…

佐伯)健康被害!?

coyuki)はい(笑)、ちょっとボリュームを減らして隙間を開けるっていう感覚ぐらいで取り込んでもいいのかなと思います。

佐伯)ちょうど衣替えの時期でもありますよね。風通しっていう意味でいうと、うちのクローゼットは至る所パンパンなんですけど、あそこも風通しよくした方がいいんですよね、もちろん…。

coyuki)そうですね、クローゼットとかだったら最近キャスター付きの引き出しとかがあるので、ああいうのを使ってたまにキャスターごとズルっと出してしまって空気を入れ替えるだけでも違うと思うんですよね。もちろん減らすのが一番いいですけど。

佐伯)本当にハンガーとかがギューギューなので、着たい服が「あれ、どこにあったかな?」と思って漁っていると、「あ!こんな服持ってた!」みたいな…

coyuki)あ~、ありますあります!

佐伯)発掘が(笑)けっこうあったりして。

coyuki)そうですよね(笑)

佐伯)いかんなぁと思うんですけれども。一回何持ってるか全部出しちゃう感じですか?

coyuki)理想は…お勧めしてるのはやはり一回出してしまって、このクローゼットのスペースに収まるだけの量を選んで戻すっていうのが理想です。選ぶ時も私が最近お勧めしているのは、服を選ぶ前に自分がどんな場所に服を着て行ってるかっていうのを先に把握しておく。

佐伯)え、どういうことですか?

coyuki)例えばですね、私の場合はお仕事と言っても、セミナー活動よりは今はお片づけの現場に行くことが多いので、そのお片付けに着ていく服だったり。「これは部屋着」だったり、お友達とお食事に行く時だったらゴムとかの方がいいじゃないですか、あんまり窮屈なのだと食べられないから(笑)。だからそういうシーンを思い浮かべて、そのシーンに着ていくコーディネートこと戻すんですよ。

佐伯)へ~!!

coyuki)好きな服だけで選んで戻していると、「このトップスに合うボトムスがない」とか、着るときに足りないものが出てくるので。でも「コーディネートがないけど、これすごい気に入ってるんだけどな」って思ったら、それに合うお洋服を買ってくるという楽しみも増えるじゃないですか。意外と着ていく場面がないのに好みだけで買ってる服っていうのはあると思うんです。それはたぶん、出番が絶対ないんですよ。

佐伯)は~。

coyuki)なので綺麗な状態のうちに、愛媛でもありますよね、リサイクルショップ。あと今だったらメルカリとかでも、割とお洋服って送りやすいので、大きな箱が要らないので割と出品しやすいので、そういう方法もあるし。

佐伯)コーディネートありきで残すかどうか選ぶっていう。

coyuki)そうです、そうです。

佐伯)これ、新しい方法ですね!ときめくかどうかっていうのはよく聞きますけど、コーディネートでね~、なるほど。


 

 


[ Playlist ]
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Rickie Lee Jones – Someone To Watch Over Me
Zaz – Le Long De La Route
Prince – I Wanna Be Your Lover
The Style Council – Headstart For Happiness

Selected By Haruhiko Ohno


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