今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、NPO法人ワークライフコラボ理事長の堀田真奈さん。「ワークライフバランス」という言葉は浸透してきていますが、堀田さんはそこにもうひとつプラスした「ワーク、ライフ、ソーシャルバランス」が大事だと話します。仕事と家庭の充実に加え、社会貢献や地域との繋がりを大切にすることで豊かな人生を築く考え方で活動をされている堀田さん。今回はこれをテーマに、「勝手な責任感 そして社会への不安」「休日子どもカレッジの一日」「根強いジェンダーギャップ」というキーワードで紐解いていきます。

番組のトーク部分を、ラジコなどのポッドキャストでお楽しみいただけるようになりました!ぜひお聞きください。


佐伯)では、二つ目のキーワードです。「休日子どもカレッジの一日」なんですけれども、これすごく気になってる、「そんなのあるの?」って前半思われた方も多いと思うので、どんな流れで進んでいるんですか?

堀田)はい。これは長期休暇、小学生の長期休暇というと春休みと夏休みと冬休みがあるんですが、その期間限定にはなるんですけども、大学の中で、地域の子供さんを現在65人お預かりをしています。スタートが2019年からだったんですが、そのときには松山大学の中をお借りして、40人だったんですが当時はやっていたんですけども、2025年の7月からは愛媛大学さんの方にお引っ越しをして人数も65人になって開校をしています。

佐伯)預ける親御さんも会場が愛媛大学、松山大学、大学の施設であるっていうところは安心感にも繋がるでしょうし、それから子供たちにとっては、大学って普段自分の暮らしにはないところじゃないですか。でもその雰囲気を幼いときに味わうっていうのは、その後の自分のキャリアの選択肢の中に大学っていうのがグッと身近なものとして入ってきてとってもいいなって思います。

堀田)はい、まさに松山大学さんのときにも愛媛大学さんでもそのようには言ってくださっていて。本当に身近な社会貢献というふうに大学さんも考えてくださってるみたいですね。

佐伯)じゃあそちらの会場でどんなことがされるんでしょうか?

堀田)はい、通常の小学校にも児童クラブという朝から夕方までの長期休暇の預かりはありますけども、考え方は同じなんですけれども、違うのが「体験の補完」というところでして、一日一つ、社会教育プログラムという授業を子供たちに提供しているんですけども、それは例えば企業の方が自分たちのサービスとか商品を子供たちにわかりやすく、ちょっと体験型で紹介したりとか。あと大学生がボランティアで来てくれてるんですけども、例えば陸上部の子が走り方教室だったりとか、過去は演劇部だった学生さんが演劇のちょっとパントマイムを教えたりとかですね。そんな感じで学生も自分たちができることを子供たちに提供したりとか、そういうちょっと大人が子供たちに体験を補完するような形でやらせてもらっています。

佐伯)多岐にわたるプログラムが。

堀田)そうですね。もちろん子供たちが自分たちで自由に遊ぶっていう時間も多くあるんですけれども、そういったの体験を補完させるっていうところが一つ、魅力としてあるかなと思います。

佐伯)小学生時代の体験っていうのって本当に、ゆくゆくの人生の選択にも関わってきたりだとか、最近はだから企業さんも熱心に、長期の休暇のときに自分たちの企業の見学であったりとか受け入れっていうのをするところ増えてますよね。

堀田)私達も大事にしてるのは、その体験を、経験にしていくっていうところ。体験っていうのはああ、楽しかった」とか「面白かった」で終わっちゃうと思うんですけど、それをしっかりとおうちの人に伝えたりとか、もう1回やってみるとか、それをなんかしっかりと経験値にすることで、それが本当に人との繋がりになったりとか、ゆくゆくの選択肢、何か将来の選択肢に繋がったりっていうことがあるので、体験に終わらせずやはり経験していくっていうところは大事にしています。

佐伯)「体験を経験に」、すごくいい言葉ですね。

 


[ Playlist ]
Niteflyte – If You Want It
Povo – In the Morning Featuring Saidah Baba Talibah
Kitty Daisy & Lewis – Will I Ever
Sade – By Your Side

Selected By Haruhiko Ohno


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