ゆうべ帰宅すると、タコ松が鼻をたらしてました。
「まずい!薬のまそっかー」というわたしに、母が「大げさじゃねー」。

わかっとります。
おおげさ夫婦です。わたしらは。

出もの腫れものところ構わずといいますが、子どもの病気もそうです。
とにかく、去年の今頃なんて、ほんと大変でした。
風邪に下痢、中耳炎、ヘルパンギーナに手足口病、なんじゃ?とはじめて耳にするような、ありとあらゆる病気にかかりました。

月曜日、元気に託児所に行ったかと思うと、火曜日、ちょっと鼻をたらしだす。
水曜日にはびみょーに体が熱いかな?と思うと、木曜日に発熱。
いそいで会社に電話して、小児科に直行。
風邪など感染症の場合は、託児所には預けられないから、家で看病ということになります。

じゃあ、誰が看るのか?

わたしはお昼までだったら仕事休める。
ダンナには、お昼休みに帰ってきてもらってタッチ。
午後は、ばあちゃんに来てもらうようにお願いする。

なんとかきょうはクリアできた。
さあ、あしたはどうする?どうする?どうする?
まるで、ラグビーのパスのような感じで、看病時間をやりくりしていました。

早くから集団生活をする子どもは、家でママに育てられる子どもに比べて、早い段階に一挙に病気にかかります。

生後58日から集団生活を始めたタコ松も、8か月から1歳半までは、毎週毎週何らかの病気にかかってましたもん。

昼間は家と会社と病院を行ったり来たり。
もちろん仕事から帰っても、夜は、熱でぐずる子どもの世話で、ほとんど寝ることができません。
もう、ふらふらでした。

あの大変だった時期のトラウマがあるから、大げさになってしまうのです。

たしかに、タコ松がぴろっと黄色い鼻水たらしたりしただけで、念のためにと病院に連れていくこともありました。
きまって「熱が出てきたら、連れてきてくださいねー」と医者にいわれるのですが、恐怖の看病の日々が待っていると思うと、早め早めの対策で病院に行ってしまうのです。

ただでさえ少ない小児科の医者を、わたしたちのようなアホ親が、さらに忙しくしているのは、じゅうじゅう承知なのですが、ついつい、大騒ぎをしてしまう気持ちもちょこっとわかってほしい…というのは、甘い?

おかげさまで、1才6か月を過ぎる頃には、ぴたっと病気はしなくなりました。
わたしとダンナが風邪で寝込んでも、タコ松は元気です。
わたしが鼻をたらしていると、「ママ、はなくちょ(鼻くそ)ふきふきね」といって、ティッシュでふいてくれる可愛いやつです。

だから、今、たいへんな時期をむかえているママたち、もうちょっとだから、頑張れ!


8か月の女の子のパパ、和気キャスターと