1週間前の朝、タコ松にミルクを飲ませたら、直後に、どあーーーっと吐きました。
まさに噴水のごとく。
風邪です。
それからぐずり+鼻水+発熱とつづき、この1週間は看病に追われていました。

赤子は、歩きだっこの心地よさを知っているので、だっこしたままイスにでも座ろうとしたとたん、おお泣きします。
ダンナとわたしは、ずっと交代であやしましたが、おととい、わたしもなんだか胃の具合が悪いことに気づき、その後体が動かなくなり、ぶったおれてしまいました。
元気なのは(今だけかも)ダンナのみだったので、全てダンナに押し付け、わたしは1日寝込みました。

生後6ヶ月から1歳までというのは、ヒトの一生のうち、もっとも免疫が少ないときだそうです。
生後3ヶ月から保育園のお世話になっているタコ松。
集団保育は病気がつきものといいますが、お友達のものをなんでもぶん取ろうとするタコ松のことですから、遠くにあるウイルスまで、バキュームカーのように吸い込んでしまったのでしょう。
保育園に子どもを預けたことがある友人に聞くと、1歳6ヶ月までは、ありとあらゆる病気をもらってくる(あげたりもする)けど、それを過ぎると、ウソのように、病気をしないとか。
しんどい思いをするのは、早いか遅いかの違いだと思いますが、病気の老体に、デブになった赤子の看病はきっついですねーー。

さて、タコ松は、これまでちら見せしてるので、その姿をだいたいおわかりかと思いますが、昭和のいなかのがきんちょのような顔をしています(ほっぺが真っ赤+鼻たれ+ひとえまぶた)。
飲まず食わずのうち、ずいぶんスリムになりました。
「タコ松が二重まぶたになっとるぜーー」と大喜びをしたわたしたち。
オムツの袋のモデルみたいに美赤子でした(親ばか)。
しかし、ミルクを飲みはじめたにつれて、また「昭和のいなかの子」に戻ってしまいました。

清水寺のぼーさまが書いていた「偽」の文字が、タコ松のおでこに浮き出てきそうでした。